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“16時半帰宅いいなあ〜”にモヤッ、夕方は戦争…育休からの復帰あるある漫画の「わかりみが深い…」

育児休業から仕事に復帰したときのエピソードを描いた漫画が話題に。復帰後、仕事上の簡単なことが思い出せず、いつもバタバタしている女性ですが…。

漫画「育休復帰あるある」のカット=えなり(enari_manga)さん提供
漫画「育休復帰あるある」のカット=えなり(enari_manga)さん提供

 育児休業から仕事に復帰したときのエピソードを描いた漫画「育休復帰あるある」がSNS上で話題となっています。復帰後、仕事上の簡単なことが思い出せず、子どもの病気に翻弄(ほんろう)され、いつもバタバタしている女性。それでも、子どもをお迎えに行ったときは…という内容で「毎日お疲れさまです」「わかりみが深い…」「勉強になります」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

育休中とは異なる大変さが…

 この漫画を描いたのは、会社員のえなり(ペンネーム)さん(28)です。インスタグラムで育児漫画を発表しています。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

えなりさん「私自身の体験を投稿することで、同様の思いをされている方々と気持ちを共有したかったこと、また、今後、育休復帰される方の参考になればいいなと思ったことがきっかけです」

Q.すべて、ご自身のエピソードですか。

えなりさん「基本的には私自身のエピソードですが、『社員番号を忘れた』に関しては私の先輩のエピソードです。育休に入る前、先に育休を取得されていた先輩から、『自分の社員番号が思い出せなくて、パソコンにログインできなかった』という話を聞き、まさか、自分はないだろうと思っていたのですが、実際はそれに近いことがあり、自分でもびっくりしたので漫画に入れてみました」

Q.「仕事感覚」はどれくらいで戻りましたか。

えなりさん「3〜5日程度でした。体が覚えていたようで、意外と早く戻りました」

Q.育児休業中と比べて、復帰後はどれくらい大変ですか。

えなりさん「異なる大変さがあるため、同じ物差しで比べるのは難しいです。育休中は仕事の負担がないにしても、まる一日、子どもに拘束されるので、自分のペースで物事を進められず、休憩時間もなかなか取れないという点でとても大変でした。

一方で、復帰後は、仕事中は子どもと離れることで自分自身のペースで物事を進めることができ、休憩時間にはきちんと休憩ができ、トイレにも行けるという点では育休中より楽です。でも、投稿に描いたようなさまざまな苦労や葛藤があります」

Q.復職してから身に付いたスキルやテクニックがあれば教えてください。

えなりさん「優先順位をつけ、無駄を省くスキルは産休前よりも身に付いたと思います」

Q.職場や家族など、周囲の方の理解や協力はありますか。

えなりさん「周囲の方にはご理解いただき、大変助けられています。特に、実母にたくさん助けてもらっています。実母は、夜勤がある不規則な勤務形態の仕事をしているのですが、子どもが発熱して、私も夫もどうしても休めない仕事があるときは、寝る時間や休みを返上して子どもをみてくれるので、大変感謝しています」

Q.「ワーキングママでいること」はご自身やお子さんに良い効果がありますか。

えなりさん「双方に良い効果があります。私自身は子ども以外のさまざまな大人と話をする機会を持ったり、仕事に没頭したりすることを通じて、子育てで大変なことがあっても気を紛らわせることができます。また、保育園に預けて、日中離れている分、より一層、わが子をかわいいと思えます。

子どもは保育園に行って、他の子や先生と触れ合うことで、家にいるよりもいろいろなことを楽しみながら学べています。私と離れる時間を持つことで、ママに執着しすぎず、ママ以外にも興味を持てるようになっています」

Q.日々、大変な思いをしているワーキングママに一言を。

えなりさん「日々、本当にお疲れさまです。同じように大変な思いをしている仲間がいると思うと、私も頑張れます!」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

えなりさん「『わかりみが深すぎる』『あるあるすぎる』『共感しかない』などのお声をたくさん頂きました。また、コメント欄を見て、『同志がたくさんいることに励まされた』という旨のお声も頂きました」

Q.現在、取り組んでいる創作活動は。

えなりさん「現在、あるあるネタ、日常漫画、シリーズものを順番に掲載しております。シリーズものについては、今後、育児に関することだけでなく、自身の過去の濃い体験談などを漫画にして描いていきたいです」

(オトナンサー編集部)

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