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しゅはまはるみ「カメラを止めるな!」出演で芽生えた周囲への感謝

映画「あらののはて」に出演するしゅはまはるみさんに、台本の感想や役作りなどについて聞きました。

しゅはまはるみさん
しゅはまはるみさん

 映画「あらののはて」に出演する女優のしゅはまはるみさん。同作は、25歳でフリーターの野々宮風子(舞木ひとみさん)は、高校時代、美術部の大谷荒野(高橋雄祐さん、高は「はしごだか」が正式表記)に頼まれ、絵画モデルをした際の謎の絶頂感を忘れられずにいます。それ以来、風子は荒野と会っていませんが、友人の珠美(しゅはまさん)にそそのかされ、荒野に会いに行く…思春期の初恋を描いた青春ドラマです。

 オトナンサー編集部では、しゅはまさんに単独インタビューを実施。台本の感想や役作りなどについて聞きました。

10代の頃の人には言えない経験

Q.台本を読まれていかがでしたか。

しゅはまさん(以下敬称略)「面白かったです。高校生のときのオーガズムを引きずっているのがよく分かるなと思いました。誰もが10代の頃の、人には言えない淫靡(いんび)な経験はあると思います」

Q.珠美は絵描きですが、しゅはまさんは絵を描かれますか。

しゅはま「描きません。絵は大好きだし、漫画家さんは世界で一番尊敬している職業で、その次は絵描きさんです。絵を描ける人には憧れます。描きませんが、下手かというとそういうわけでもありません。

小学校の頃、漫画の模写とかをしていたので、それなりには描けます。昨今、画伯と言われる、絵が下手な人がもてはやされていますが、そっちにもなれません。だから、面白くできないんです。バラエティー番組では絶対に使えません。下手な方がよかったです(笑)」

Q.普段、漫画は読まれますか。

しゅはま「一度卒業しましたが最近復活しました。漫画を読み始めると朝から晩まで読んでしまって、他に何もしなくなります。例えば、10巻あると、全部読み切らないと寝られなくなります。このままだと廃人になると思って卒業しました。最近は漫画原作のドラマなどに出演することが多くなったので、原作を読んでおこうと言い訳して、また読み始めました」

Q.役作りにしたことを教えてください。

しゅはま「内面に関しては似ていたのであまりしていませんが、絵画教室の先生にどうしたら見えるか、外見の部分では長谷川朋史監督と相談しました。絵を描いている人の動画は見たのですが、監督から、『しゅはまさんはデッサンはしなくていいから』と言われました」

Q.映画「カメラを止めるな!」に出演されてから、お仕事に変化はありましたか。

しゅはま「23歳の頃にドラマ4本くらいに出ましたが、それからは1、2回しかありません。今のように、年に何本も出演させていただけるようになるとは想像していませんでした」

Q.ご自身の変化はありましたか。

しゅはま「周りで支えていてくれる方々、スタッフ、両親への感謝は忘れてはいけないなと思うようになりました。見てくれる人がいないと、できる仕事ではありません。こんなにたくさんの方々が私のことを気に掛けてくれて、感謝しています」

Q.普段、リフレッシュにしていることを教えてください。

しゅはま「岩合光昭さんの『世界ネコ歩き』という番組があり、世界中の猫を撮っているんですよ。猫が大好きでそれを録画してため込んでいます。寝る前に見ると、どんなにピリピリしていたり、どんなに興奮していても10分くらいで寝られます(笑)」

 映画「あらののはて」は8月21日から全国公開。

(オトナンサー編集部)

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