忙しければ、目が合っても無視…タイ在住の私が見た、飲食店店員あるあるがよく分かる
タイの飲食店でありがちなパターンを描いた漫画が話題に。注文した品を4回に1回の確率で忘れられるなど、タイの飲食店のあるあるを集めた内容です。

タイの飲食店でありがちなパターンを描いた漫画「タイの店員あるある」がSNS上で話題となっています。タイ在住の女性。現地の飲食店で食事をすると、注文した品を4回に1回の確率で忘れられる、忙しいときは声を掛けてもスルーされる…など、タイの飲食店のあるあるを集めた内容です。作者の女性に聞きました。
ローカルなお店だとよくあること
この漫画を描いたのは、主婦のブワ子(ペンネーム)さん(20代後半)です。タイ在住で、タイでの出来事を漫画にして、インスタグラムやツイッター、ブログ「ブワ子のバンコク駐妻絵日記」で発信しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
ブワ子さん「2021年2月からです。夫が駐在になったことがきっかけでタイに移住しているのですが、仕事も育児もしていないため、このあり余った時間を使って、何か新しいことを始めたいと思い、漫画を描き始めました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
ブワ子さん「海外に住んでいると、日本ではなかなか経験しないような面白いことが日常的に起こります。そのときの出来事や感情を何か記録に残したい、そして、同じ境遇の方に共感してもらえたらうれしいなと思い、今回の漫画を描きました」
Q.このあるあるは、どのお店でもあることなのですか。
ブワ子さん「よくあります(笑)特にローカルなお店ではしょっちゅうです。日本だと、注文を忘れることがあったとしても無視されることはなかなかないと思います。ですが、タイでは忙しいとスルーされることもあり、日本と同じ感覚でいると、ちょっとカルチャーショックを受けてしまうかもしれません」
Q.逆に接客がよかったお店もあるのでしょうか。
ブワ子さん「サービス料を払うお店はまだいい気がします。あとは高級レストランなんかも、きちんとした接客が受けられる…と思います(笑)」
Q.声を掛けてもスルーされるときや入店させてもらえないときは、どうしているのですか。
ブワ子さん「声を掛けても来てくれないときは、店員さんの様子をじっと見計らって、手が空いていそうなタイミングでもう一度声を掛けます(笑)とにかく我慢ですね。入店させてもらえないときは粘り強く交渉するか、諦めて別のお店に行くかの2択です」
Q.タイで店員さんに声掛けするときのポイントは。
ブワ子さん「私もイマイチつかめないのですが、お客側もせっかちにならず、通りかかったら呼び止めるくらいのスタンスがちょうどいいとタイ人に聞きました。居酒屋のように大声で呼び止めるのはNGだそうです」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
ブワ子さん「タイ在住の方からは『分かる~』という共感の声を頂きました。コメント欄に、ご自身が体験したエピソードを書いてくれる方もいて、読んでいて私も『分かる〜』と共感しています。在住者だけでなく、タイが好きな方にも応援の声を頂けるのでうれしいです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
ブワ子さん「漫画とは少し違うかもしれませんが、最近、ブログやツイッターを始めたので、もう少し、デザインや中身を充実させて、面白いネタを配信していきたいと考えています! ぜひ見ていただけるとうれしいです」
(オトナンサー編集部)
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