中川大志、誰よりも楽しんで演じたい 新しいことへのチャレンジ忘れず
映画「FUNNY BUNNY」主演の中川大志さんに、主演の感想や役作りなどについて聞きました。
映画「FUNNY BUNNY」で主演を務める俳優の中川大志さん。同作は、自称小説家の剣持聡(中川さん)と親友の漆原聡(岡山天音さん)はウサギの着ぐるみに身を包んで図書館へ向かいます。彼らの目的は図書館を襲撃し、「絶対に借りられない本」を見つけることですが…飯塚健監督の同名小説の映画化です。
オトナンサー編集部では、中川さんにインタビューを実施。主演の感想や役作りなどについて聞きました。
剣持が背負っているものを背負う
Q.主演の感想をお願いします。
中川さん(以下敬称略)「飯塚監督と出会って間もないときに『読んでみて』と原作小説を頂きました。そのときは映像化や僕が演じるみたいな具体的なお話がない状態で、読んで面白いと思いました。何度か飯塚監督と仕事をして、ご飯に連れて行ってもらったときに『これを映画化したいね』とはおっしゃっていました。
自分が演じる前提でこの作品に出会っておらず、ファンとして読んでいました。だからこそ、僕の中での剣持像が出来上がっていたので、この作品に主演で入ることにプレッシャーもありました」
Q.中川さんが思う剣持像を教えてください。
中川「最初に感じたのはダークヒーローです。小説家で剣持の言葉には説得力があり、ついていきたくなるような魅力があります。それはどこにあるのだろうかと考えると、過去の記憶や傷、痛みだと思いました。剣持の説得力を出すのが一番の挑戦でした。そのために、剣持が背負っているものを自分も背負わなければ、何を言っても響かないと思いました」
Q.役作りにしたことを教えてください。
中川「剣持のバイブルで支えにしている本を決めて読んでいました。剣持のセリフで『人を感心させるときは、どこかの偉人や不朽の名作の言葉を借りると効果絶大』というのがあり、小説や映画をたくさん見ているから出た言葉だと思っています。つらいときや立ち上がれないとき、剣持を支えてくれた本があるんじゃないかと思いました。その本には、剣持として読むと刺さる言葉がありました」
Q.ウサギのかぶり物をしているときのセリフは後から入れられたのでしょうか。
中川「後から入れたりもしましたが、かぶっているときも演技はしています。かぶり物をすると視界は狭く、その状態で人を縛ったり、走ったりするのは大変なので練習しました。お互いの声は聞こえづらいし、どこにいるのかも分かりません。あの夜、初めてかぶった設定なので手探りで演じていました。なんであれをチョイスしたんだろうと、これだけは剣持に共感できませんでした(笑)」
Q.岡山さんとの会話のテンポがとてもよかったですが、練習はされたのでしょうか。
中川「あまりセリフ合わせはせずに本番に挑みたいのですが、飯塚組はそうもいきません。セリフの量が多い上にテンポやリズムも大事です。飯塚監督も、リズムで作ったセリフもあるのでそういうところは練習していました」
Q.普段、リフレッシュにしていることはありますか。
中川「アウトドアが好きで釣りやキャンプ、ゴルフをよくしています。外の空気を吸うことや自然があるところに行くのが好きです。もともと、ブラックバスを釣っていましたが、最近は海釣りもしています。釣りをしていると集中、没頭できるのでリフレッシュになります」
Q.理想の俳優像を教えてください。
中川「誰よりも楽しんで演じたいです。楽しんでいないと周りの人も楽しめないと思うので、『あの人、本当楽しそうだよね』と思われたいです。自分が面白いと思うもの、心が動くものは見失わないように。常に新しいことにチャレンジしたいと思っています。見てくださる方を驚かせたいというか、新しい顔を見せ続けていたいです」
映画「FUNNY BUNNY」は全国公開中。
(オトナンサー編集部)
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