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癖毛に悩んで何度も泣いた子ども時代 2歳の娘に癖毛を発見し、今思うことは…「すてきです」

将来、自分と同じ悩みを持つかもしれない娘への思いを描いた漫画が話題に。ある日、2歳2カ月の娘に癖毛があるのを発見した母親は…。

漫画「かみのけのハナシ」のカット=ゆきかぜ(rii_yukika)さん提供
漫画「かみのけのハナシ」のカット=ゆきかぜ(rii_yukika)さん提供

 将来、自分と同じ悩みを持つかもしれない娘への思いを描いた漫画「かみのけのハナシ」がSNS上で話題となっています。ある日、2歳2カ月の娘に癖毛があるのを発見した母親。自分自身、子どもの頃から癖毛に悩まされてきたので、将来、娘も同じ悩みを持つことを考え…という内容で「すてきです」「悩みはそれぞれありますよね」「私も力になりたいと思います」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

そのままの娘が大好きだと伝えたい

 この漫画を描いたのは、ゆきかぜ(ペンネーム)さんです。普段は主婦として子育てをしながら、インスタグラムに漫画を投稿しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ゆきかぜさん「娘が生後3カ月の頃からです。漫画というよりは絵日記という感じで描いています。写真には撮れなかった、かわいい出来事を残したくて描き始めました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ゆきかぜさん「娘の髪に自分のコンプレックスでもあった癖毛を見つけ、さまざまな思いがこみ上げてきたので描くことにしました。決して、癖毛が駄目という癖毛批判ではなく、娘には同じ思いをさせたくない、多様性を認められる子になるといいな、そのままの娘が大好き…といったさまざまな思いを漫画にしています。癖毛批判の話ではありませんが、不快に思われた方がいらっしゃったら申し訳なく思います」

Q.癖毛を発見したときの心境を詳しく教えてください。

ゆきかぜさん「ほんの少しの癖毛で大げさですが、『ついにこのときがきたかー!』という感じでした。子どもをつくろうと考え始めたときから、癖毛は遺伝するかもしれないと覚悟はしていました」

Q.もし、りーちゃんが髪質に悩み始めたら、何と声をかけてあげたいですか。

ゆきかぜさん「きっと、そのときは思春期だろうと思うので、私からそのことについては声をかけず、相談してくれたら、とことん話を聞いてあげたいです。聞かれたら、『ママはこうだったよ』と真剣に答えてあげたり、一緒に解決策を考えてあげたり。そして、いくつになっても娘のことが大好きだと変わらずに伝えていけたらいいなと思います」

Q.ゆきかぜさんはいつごろから、髪質が気にならなくなったのでしょうか。

ゆきかぜさん「正直今でも、日によって髪型が違ってしまうこの髪質には悩まされています。中学生の頃から3年前まで、ずっと縮毛矯正をかけ続けていましたが、このまま矯正し続けることはできないなあと半ば諦めのような形で矯正をやめ、現在は悩みながらも、癖毛と何となくうまく付き合っているという感じです」

Q.逆に、この髪質でよかったと思うことは。

ゆきかぜさん「よかったと思ったことはないですが、強いて言うなら、産後の薄毛が目立たなかったことでしょうか(笑)」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ゆきかぜさん「共感のコメントや、『自分もコンプレックスがあり、子どもが同じ悩みを持ってしまうかもと思ったことがある』などお優しいコメントを頂けました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ゆきかぜさん「変わらず成長記録を付けていきたいです。将来もし、娘に子どもが生まれたら、笑いながら一緒に見返せたら幸せだなと思います」

(オトナンサー編集部)

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コメント

1件のコメント

  1. 癖毛のおかげで、私はパーマかけたことありません。節約出来ます。