【漫画】高い所のお菓子を見つけた息子、届かないふりをするママに椅子を渡し…「参りました」
お菓子を食べたい息子と食べさせたくない母親との攻防を描いた漫画が話題に。2歳の息子の目につかないように、お菓子を高い場所に置いていた母親でしたが…。

お菓子を食べたい息子と食べさせたくない母親との攻防を描いた漫画がSNS上で話題となっています。2歳の息子の目につかないように、お菓子を高い場所に置いていた母親。しかし、息子がそれを見つけ、「たあーたい(食べたい)!」と言いだしたため、母親は手が届かないふりをしますが…という内容で「賢い」「全部分かってますね」「参りました」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
“道具を使う”発想に驚いた
この漫画を描いたのは、コミックエッセイストで農家のまりげ(ペンネーム)さんです。インスタグラムで育児漫画を発表し、2018年8月に「たのしいことを拾って生きる。~まいにちいろいろ、家族ドロップス~」(大和書房)を出版しました。また、漁師の夫が育てたカキを「岡山八朗兵衛商店」で販売しています。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
まりげさん「2歳にもなると“道具を使う”という発想があるのか!と驚きがあったからです」
Q.今までは演技でごまかせていたのですか。
まりげさん「ふたがかたくて開かないふりをしたり、炭酸を飲みたがったときは『口の中が痛いい~!』と大げさに演技をしたりして、これまでは何とかやり過ごせていました」
Q.“道具を使う”ことはどこで覚えたのでしょうか。
まりげさん「兄たちの行動を見て、自然と覚えたようです」
Q.お兄ちゃんたちが小さいときは、うまくごまかせていたのですか。
まりげさん「上の子たちのときも演技でごまかそうとはしていましたが、子どもは案外鋭いので見破られることも多かったです。三男は知恵を持つのが早くて、私が演技していると『はいはい、もうそういう茶番はいいから』といった感じで冷ややかに笑われることもあります」
Q.この後、お菓子の袋は開けたのでしょうか。
まりげさん「もう、私も面白くなってきてしまって、渡されたハサミでお菓子を開けて食べました」
Q.その後、お菓子の収納方法に変化はありましたか。
まりげさん「視界に入らないように、さらに高いところへ置くようになりました」
Q.今後の作戦があれば教えてください。
まりげさん「冷凍庫や棚を開けられるようになってしまったので、一番の対策はお菓子やアイスを買わないことだと思います。でも、極端にセーブするとストレスがたまるので、適度におやつをあげながら量に気を付けたいです」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
まりげさん「『分かる、分かる! 私も演技してるよ!』という共感の声をたくさん頂きました」
(オトナンサー編集部)
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