【漫画】NICUで見かけた、赤ちゃんにひたすら話し続けるパパの思いとは? 「涙が出ました」
息子がNICUに入院中の出来事を描いた漫画が話題に。息子との面会では、ただほほ笑んで見つめている時間が長かった女性でしたが…。
息子が新生児集中治療室(NICU)に入院中の出来事を描いた漫画「NICUで見かけたとあるパパの話」がSNS上で話題となっています。1日2回、1時間半ずつの息子との面会では、ただほほ笑んで見つめている時間が長かった女性。しかし、隣の赤ちゃんのパパは1時間半ずっと、赤ちゃんに話しかけていて…という内容で「すてきなパパ」「涙が出ました」「頑張っているパパを応援したい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
とにかく目立つ印象的なパパ
この漫画を描いたのは、主婦のふくふく*白血病ママ(ペンネーム)さんです。インスタグラムやブログ「白血病ママのふくふく人生日記」で5歳の娘、3歳の息子の育児漫画を発表しています。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
ふくふくさん「息子がお世話になったNICUでは私も含めて、面会中は赤ちゃんを見つめたり、触れてあげたりするのがメインで、語りかけを積極的にしている親御さんはいらっしゃいませんでした。そんな中、このパパがとにかく目立って印象的で忘れられなかったので、発信してみたいなと思いました」
Q.このパパの第一印象はいかがでしたか。
ふくふくさん「『若いなあ、髪の毛が長いなあ』でした」
Q.このパパは、どんな様子で赤ちゃんに話しかけていたのでしょうか。
ふくふくさん「無理に話しかけているという印象ではなく、未知の生物を発見して『おー! すげー! すげー!』となっている無邪気な男の子のような感じでした」
Q.ママと一緒に来たときの変化については、どのように感じましたか。
ふくふくさん「とにかく、ママの1歩後ろにいて、ママを立てているんだなと感じました」
Q.このパパの態度から、考えたことは。
ふくふくさん「このパパの行動だけが必ずしも正解!というわけではなく、無言の愛だってあるとは思います。でも、表に出して初めて伝わる愛は存在すると改めて感じました。妻やわが子に愛を伝え、世話を焼く姿を見て、安心できる部分はきっとあるはずです」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
ふくふくさん「『とってもすてきなパパ』『こんな旦那さん、うらやましい』『泣ける』などのコメントを頂きました。私がこのパパに感じたことに共感してくださる方が多く、うれしかったです!」
(オトナンサー編集部)
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