【漫画】お金が心配で“子どもは1人”と言う夫、それでも私が2人目を産む理由 「分かります」
夫が「子どもは1人」と言いだした出来事を描いた漫画が話題に。結婚前、「子どもは2人欲しい」と話し合っていた夫婦でしたが…。
夫が「子どもは1人」と言いだした出来事を描いた漫画がSNS上で話題となっています。結婚前、「子どもは2人欲しい」と話し合っていた夫婦。しかし、あるとき、想像以上の育児の大変さと経済的理由から、夫が「やっぱり1人にしよう」と計画を覆そうとして…という内容で「考えさせられました」「すごく分かります」「ものすごく悩んでいます」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
「慎重派の夫らしい考え方」
この漫画を描いたのは、なかのいと(ペンネーム)さんです。漫画家・イラストレーターとして活動しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
なかのいとさん「子どもの頃から絵が好きで、漫画もよく読んでいたので、中学生くらいから自然と描き始めました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
なかのいとさん「2人目の妊娠期間は慌ただしく流れていく感じだったので、生まれる前に向き合う時間をつくりたかったのと気持ちの整理をしておきたかったので、日記代わりに描きました」
Q.「やっぱり1人にしよう」と言われたときの詳しい心境を教えてください。
なかのいとさん「慎重派の主人らしいなと思いました。自分の中にも迷いがあったので、主人の答えを受けて、どうしたいのか考えていこうと思いました」
Q.旦那さまに第2子のことをお話しされてから、どれくらい悩んでいたのですか。
なかのいとさん「1年くらい悩みました。たくさん悩んで考えましたがやっぱり諦められず、夫に気持ちを伝えました。きっと、いろんな意見があると思いますが、この選択でよかったと笑い合える家族になりたいと思っています」
Q.ご自身で、第2子について答えを出すことができたきっかけはあったのでしょうか。
なかのいとさん「お金や精神的なキャパシティーの問題がなければ、私の本心は第2子を望んでいましたし、たくさん考えたのでもういいかなと。決めて動く方が建設的かなと少しずつ思うようになりました」
Q.第2子を妊娠されて、お気持ちの変化はありましたか。
なかのいとさん「第2子が無理かもしれないと思っていた間は長女の一挙手一投足が貴重に思えて、何かできるようになると寂しい気持ちになりました。第2子を妊娠してからは逆に、いろいろできるようになってほしいと望んでしまいがちなので、この思考を何とかしたいなと思っているところです」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
なかのいとさん「『共感しました』とおっしゃってくださる方がたくさんいらして、驚きました。内容が内容だけにお叱り覚悟だったので、読んでくださる方の懐の深さに感動しました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
なかのいとさん「水彩イラストをたくさん描きたいです。漫画は物語が描きたくて、いつか創作本を作るのが夢です」
(オトナンサー編集部)
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