小西桜子、乃木坂46メンバーの熱量を称賛「アイドルってすごいです」

　映画「映像研には手を出すな！」に出演する女優の小西桜子さん。同作は、アニメ監督の素質を持つ浅草みどり（齋藤飛鳥さん）、アニメーター担当の水崎ツバメ（山下美月さん）、交渉が得意でプロデューサー気質の金森さやか（梅澤美波さん）が設立した「映像研究同好会」通称“映像研”が、アニメ制作に情熱を燃やす姿を独特の世界観で描いた、同名人気コミックの映画化です。小西さんは、大・生徒会の生徒会長・道頓堀透役で出演しています。

　オトナンサー編集部では、小西さんに単独インタビューを実施。原作の感想や役作り、アニメ作りのイメージなどを聞きました。

真面目を絵に描いたキャラクター

Q.原作は読まれましたか。

小西さん（以下敬称略）「タッチとかが細かく、マニアックな言い回しがあり、すごく独特な世界観が面白かったです。読み進めると、映像研の3人の好きなことに対する熱量や若さにあふれていて、感動するシーンもありました」

Q.演じられた道頓堀をどのように捉えましたか。

小西「真面目を絵に描いたようなキャラクターだし、映像研と敵対する生徒会長という威厳のあるキャラですが、ポンコツなところもあり、人間味のあるキャラクターで、すごくいとおしくなりました」

Q.似ているところはありましたか。

小西「真面目で一つのことを頑張れる人ですが、たまにドジっぽくなるところは似ているところがあるなと思いました」

Q.真面目なところが似ているのでしょうか。

小西「真面目ではないですが、好きなことへの情熱は似ていると思います」

Q.齋藤飛鳥さん、山下美月さん、梅澤美波さんの印象はいかがでしたか。

小西「かわいかったです。最初に一緒になったシーンのときから勢いがすごくて、全部全力で演じられていて本当に感動したというか、心を動かされるようなお芝居をされました。多忙なのに芝居にも全力で、あんなに難しいセリフも完璧だったので、アイドルってすごいです」

Q.おしゃべりはされましたか。

小西「おしゃべりはあまりしていないのですが、カットがかかった瞬間に笑顔になられると、現場が和やかな空気になりました」

Q.役作りにされたことを教えてください。

小西「セリフが多く、映像研に対しては強い言葉を使います。生徒会長らしい威厳を出す練習をしていました」

Q.アニメ作りの印象を教えてください。

小西「尊い仕事だと思っています。絵を描いて動かすこともすごいし、実写ではできないような細かな表現のシーンも描くことができます。現実ではありえない世界もアニメなら描けるし、夢があるすてきな仕事だと思いました」

Q.目指す女優像を教えてください。

小西「あまり、誰かみたいになりたいと思ったことはなく、自分にしかできないお芝居をしていきたいです」

Q.普段、リフレッシュにしていることはありますか。

小西「家に引きこもって、何もせず寝ることが一番のリフレッシュですね。最低7～8時間くらい寝たいです。昼寝も好きです。何もなかったら寝て、何かしようと思っていても、気が付いたら寝たりしています（笑）」

　映画「映像研には手を出すな！」は9月25日から全国公開。

（オトナンサー編集部）