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そうだったのか! 洋食の付け合わせが「パセリ」である理由

ハンバーグなどの洋食に彩りを添える「パセリ」は、その独特の苦みから「食べ物」としては敬遠されがちですが、付け合せに用いられるのには相応の理由がありました。おいしい食べ方とともにご紹介します。

洋食メニューに彩りを添えるパセリ

 ハンバーグやエビフライなどの洋食メニューに付きものの「パセリ」。実際に食べるという人は少数派かもしれませんが、料理に「彩り」を添えるその役割は、大きなものがあります。しかし、単に彩りを添えるだけならパセリ以外の野菜でもよさそうなもの。洋食の付け合わせが、いつもパセリである理由とは何でしょうか。

 オトナンサー編集部では、日本洋食協会の岩本忠会長に聞きました。

地中海沿岸を原産とするハーブの一つ

 そもそも、パセリは地中海沿岸を原産地とし、古代ローマ時代から香辛料として料理に使用されるなど世界で最も愛されているハーブの一つです。日本へは18世紀末、オランダの船によって長崎に持ち込まれたと伝わります。

「パセリは、日本に入ってきた当初から『オランダゼリ』という和名で洋食の飾りつけに使われていました」(岩本さん)

 確かに、パセリは緑黄色野菜の中でもひときわ濃い緑色をしていますが、これは植物の葉の色を生成する葉緑素「クロロフィル」が豊富に含まれているため。鮮やかな緑色のパセリをワンポイントで添えることで皿全体の見栄えがよくなり、料理がよりおいしく見えるそうです。

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岩本忠(いわもと・ただし)

一般社団法人日本洋食協会会長

飲食、不動産のトップセールスなどを経て、1部上場のコンサルティングファーム入社。宅配寿司「銀のさら」が全国展開する際に、スーパーバイザーとして活動する。「収益改善率トップ」「顧客満足度トップ5」を達成し退社。「銀座キャンドル」再生を手がける傍ら、料理教室講師、冷凍食品やコンビニ弁当などのプロデュースなどを行う。海外では店舗設計やオペレーション、レシピ、ロゴデザインの監修なども。現在、一般社団法人日本洋食協会会長として「日本の洋食」を世界に広げるべく活動している。一般社団法人日本洋食協会(https://yoshoku.themedia.jp/)。