市原隼人“給食マニア”役で「給食について調べました」 撮影のため食事抑制
映画「劇場版 おいしい給食 Final Battle」主演の市原隼人さんに、ドラマと映画の両方に出演した感想などを聞きました。
映画「劇場版 おいしい給食 Final Battle」で主演を務める俳優の市原隼人さん。同作は1984年、ある中学校の給食マニアの教師・甘利田幸男(市原さん)と新任教師の御園ひとみ(武田玲奈さん)は、学校から給食がなくなるという知らせに衝撃を受けます。愛する給食を守るため甘利田は奮闘しますが…ドラマ「おいしい給食」(TOKYO MXなど、2019年10月~12月放送)の映画版です。
オトナンサー編集部では、市原さんにインタビューを実施。ドラマと映画の両方に出演した感想などを聞きました。
細かく描写をつなげられる魅力
Q.ドラマと映画の両方に出演した感想をお願いします。
市原さん(以下敬称略)「映画の方は、細かく描写をつなげられるのが魅力ですね。ドラマ版は、1話を見ていないから3話を見られないような作品ではなく、一話完結型で、どの話からも見られるのが魅力です。
映画があると、必然的にドラマは滑走路のような役割になります。役について、より深く考える時間ができました。どう作り込んで、どんなキャラクターにしようか。撮影の前日まで綾部真弥監督と電話で、色をつけない演出の方がいいのか、校歌のときに踊るのか踊らないかなどと話し合いました」
Q.甘利田は給食好きな生徒をライバル視していますが、ライバル視する人はいますか。
市原「ありきたりかもしれませんが、自分自身ですね。誰かと比べることはできません。音楽チャートみたいに1位がいいみたいな、評価がない世界です。何が正解か不正解か、分からないまま20年続けています」
Q.甘利田は給食を愛してやまない人間ですが、市原さんが愛してやまないものを教えてください。
市原「現場ですね。ポジティブなこともネガティブなことも忘れられる場所です。ほかは、全部シャットアウトして演技に集中できます。そうなるとすごく楽なんですよ」
Q.今回の撮影で「いとおしい」と思った瞬間はありましたか。
市原「子どもたちですね。希望と可能性に満ちた子どもたちが集まっていました。吸収力がすごいですね。自分が楽しまなければ、お客さんも楽しませられないということを思い出させてくれました」
Q.学校給食について調べられましたか。
市原「調べました。最高のコスパで提供してくれる食事です。料理にはいろいろな文化が入っています。撮影で給食がおいしく食べられるようにいたいと、自然に食事を抑えていました」
Q.市原さんの中学時代を教えてください。
市原「人見知りで前に出るのが苦手で、ただ、好奇心は旺盛でした。何でもしてみたい、いろいろなところに行ってみたかったです。学校に行くのが楽しかったです。小学生の頃は、早く学校に行こうとしてランドセルを忘れたこともあります(笑)逆に、友達に会えない休みの日や夏休みが嫌いでした」
Q.甘利田と似ているところはありましたか。
市原「表面的な部分だけでなく、物事の裏も楽しむところですかね。甘利田は給食のメニューの食材にどういう意味があり、どのように作られているか、歴史や文化も楽しんでいます。
僕も人と付き合うとき、その人のバックグラウンドなどを全部尊重し向き合っています。また、集中しすぎて周りが見えなくなってしまうところもよく似ています。芝居のときは周りを完全にシャットアウトするので、寒くても雨が降っても気が付きません(笑)」
Q.現場の雰囲気はいかがでしたか。
市原「すごく楽しかったです。やっぱり、子どもがいることでパワーをもらえます。人と人とのつながりを大事にしていた時代を思い出しました。現場では、子どもたちが元気よく走り回っていて、芝居も楽しんで演じていました。子どもたちも自然と仲良くなって、本当に学校のようになっていたのがよかったです」
映画「劇場版 おいしい給食 Final Battle」は3月6日から全国公開。
(オトナンサー編集部)
市原隼人さんの「サイン入りチェキ」プレゼント企画
【応募要項】
・応募期間:2020年3月9日23:59まで
・当選人数:1名さま
【応募方法】
1.オトナンサー編集部のツイッター(@otonanswer)をフォロー
2.応募ツイートをリツイート
当選者には応募締め切り後、オトナンサー編集部のツイッターからダイレクトメッセージをお送りします。送付先情報(住所、氏名、電話番号)を伺います。
※ダイレクトメッセージ送信後、72時間以内にご連絡のない場合は当選を無効とします。あらかじめご了承ください。
【キャンペーン規約】
・発送は日本国内に限ります。
・第三者への転売、オークションへの出品は固くお断りします。
・商品の不具合、破損に関する責任は一切負いかねます。
コメント