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脳障害で自分すら忘れてしまった妻描く創作漫画 「現実にありそう」「切なく苦しい」

脳に障害を抱える妻と夫の日常を描いた創作漫画が話題に。自分が着ている服を覚えていないなど、物忘れがひどくなった妻。次第に夫の顔も思い出せなくなり…。

漫画「ウチの妻は忘れっぽい」のカット=ぱげらった(@pageratta)さん提供
漫画「ウチの妻は忘れっぽい」のカット=ぱげらった(@pageratta)さん提供

 脳に障害を抱える妻と夫の日常を描いた創作漫画「ウチの妻は忘れっぽい」がSNS上で話題となっています。自分が着ている服を覚えていないなど、物忘れがひどくなった妻。次第に夫の顔も思い出せなくなり…という内容で「現実にありそう」「切なくて苦しい」「涙止められない」などの声が上がっています。作者の男性に聞きました。

「記憶」テーマに構想を練る

 この漫画を描いたのは、ぱげらった(ペンネーム)さんです。趣味で漫画を描いています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ぱげらったさん「学生時代に描き始めました。友達がノートに落書き漫画を描いているのを見て、自分もその友達に見せるために遊びでノートに描き始めたのがきっかけです」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ぱげらったさん「『記憶』をテーマに描こうと思い、構想を練りました。『記憶』に関する、描きたいシーンを多く詰め込みました」

Q.もし、自分や知人が記憶障害になった場合、記憶がなくなってしまう前にやりたいことは。

ぱげらったさん「面白い作品のタイトルをメモして残しておきます。人生で2度も作品を楽しめるからです。知人が発症してしまった場合、もう一度楽しみたい作品を事前に聞いておきます」

Q.アルバムや日記などを使って思い出を記録することはありますか

ぱげらったさん「あまりありません。思い出は記憶から呼び出し、脳内で楽しめばよいかなと思っています」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ぱげらったさん「『ハッピーエンドになってほしかった』という意見が多かったです。自分もそうしたかったのですが、テーマ的に仕方がなかったですね」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ぱげらったさん「いろいろなジャンルの漫画に取り組んでいきたいと考えています」

(オトナンサー編集部)

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コメント

3件のコメント

  1. アホなセリフで台無し。

    なんだよ、寿命短くなる薬の義務って。もう少し考えろよ。

  2. 面白かったです。
    ただ女性の髪型の書き方が、奥さんはともかく葬儀時の老年女性があんなにサイドの髪の毛を出してるのは変だし、看護師のボサボサ髪も不潔な印象。男性向け漫画の女性の非現実的な髪型しかみたことないんだろうなぁと思いました。それが気になって話に集中できなかったので、今後は改善されればいいなぁと思います。