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なぜか、お尻がスースー…息子2人と散歩中のトラブル描く漫画反響「気をつけなければ」

子どもと散歩中のトラブルを描いた漫画が話題に。散歩中に長男が歩かなくなったため、ベビーカーに乗っていた次男を抱っこし、長男をベビーカーに乗せた母親でしたが…。

漫画「ケツ丸出しババア」のカット=べっこ(becco_mam)さん提供
漫画「ケツ丸出しババア」のカット=べっこ(becco_mam)さん提供

 子どもと散歩中のトラブルを描いた漫画「ケツ丸出しババア」がSNS上で話題となっています。散歩中に長男が歩かなくなったため、ベビーカーに乗っていた次男を抱っこし、長男をベビーカーに乗せた母親。その後、しばらくして…という内容で「私もあります」「気をつけなければ」「爆笑」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

「ネタになる!」とポジティブに

 この漫画を描いたのは、イラストレーターのbecco(ペンネーム)さんです。「67歳で恋をした。~まさかのシルバー婚活ものがたり~」(ぶんか社出版)や、名古屋市いのちの支援広報キャラクター「うさじ」のキャラクター制作などを手がけています。インスタグラムでは、育児絵日記を中心に発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

beccoさん「子どもの頃から漫画を描くのが好きで、勉強せずに漫画ばかり描いていました。媒体を通して描き始めたのは大学生のときです。大学時代に3年ほど機関誌で連載させていただきました。結婚し、年子で次男を妊娠してから、体形が“地獄のミサワ先生”が描くキャラクターに酷似し、これをネタに育児絵日記を投稿しようと思い、インスタを始めました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

beccoさん「育児はきれいごとではなく、大変なことも多いですが、面白いこともたくさんあるので、自分の失敗エピソードに共感して笑ってくれる人もいるのではと思い、基本的には、恥ずかしかったことなど面白いと感じたものを描くようにしています。今回は、恥ずかしい思いをしましたが『ネタになるやん!』とポジティブに捉えて描きました」

Q.気づいたときは、どんな気持ちでしたか。

beccoさん「顔面蒼白(そうはく)という言葉が一番、的確かもしれません。50メートルほど歩いてしまっていたので(泣)」

Q.このとき、周囲に人はいましたか。

beccoさん「片側2車線道路で、車の通行は多い道でした。男性2人くらいとすれ違っていました…。裏起毛の厚手のタイツだったので、車を運転している人からはむしろズボンに見えていたかも、ということでセーフにしてください」

Q.その後、ワンピースのときに気をつけていることは。

beccoさん「この事件をきっかけに、抱っこひもを使う予定のときは丈の短いワンピースを封印しました。小学生のとき、トイレの後に、スカートをパンツに入れて歩いたことを思い出したこともあり、トイレの後はやたら確認するようになりました。きっと、私だけじゃないはず…」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

beccoさん「同じことをやらかしたことがあるというコメントを何人かから頂き、びっくりと同時にうれしかったです。4回もやったという方もいて、皆さん、爆笑エピソードを持ってるんやなあと。家から職場まで、ハンガーをぶら下げて通勤したことがあるという強者もいました。私自身もコメントにたくさん元気をもらえ、改めて投稿してよかったと思えました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

beccoさん「インスタでは今後も、日常の中で面白いと感じたことを投稿したいと思っています。また、出産時のことをまだ描けていないので、忘れないうちに描きたいです」

(オトナンサー編集部)

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becco

イラストレーター

2013年に「父が、67歳で恋をした。~まさかのシルバー婚活ものがたり~」(ぶんか社、https://www.amazon.co.jp/dp/4821143607/)を出版。「イラストでよくわかる0~6歳児の発達と保育」(成美堂出版、https://www.amazon.co.jp/dp/4415315224)のイラストや「名古屋市いのちの支援広報キャラクター」(https://www.facebook.com/nagoyashi.usaji)の制作を担当。

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