教官に悪口を言われ急ブレーキを踏みたくなった教習所時代の漫画 「こういう教官いた」と反響
自動車教習所の教官について描いた漫画が話題に。あるときはオートマであること、あるときは学生であることを理由に、助手席で悪口を言われ…。
自動車教習所の教官について描いた漫画「教習所での思い出」がSNS上で話題となっています。あるときはオートマであること、あるときは学生であることを理由に、助手席で悪口を言われ…という内容で、「こういう教官いた」「こんな人いるんですね」「そんな嫌だったら辞めればいいのに」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
他者に怒りの矛先を向けてもいい
この漫画を描いたのは、いとう(ペンネーム)さんです。「ネクラなアーティスト」として活動しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつ頃からでしょうか。
いとうさん「5年前からです。とあるセミナーに参加した際、講師の方から『漫画でブログ記事を描いてほしい』と依頼されたのをきっかけに描き始めました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
いとうさん「私は他人から否定的な言葉を浴びせられた際、『自分がダメな人間だから』と自分を責める傾向にありました。他者に怒りの矛先を向けることを許可するのが当時の自分にとって大事なことだったので、ちょうど良い題材だと思いました」
Q.この後、教習は問題なく進みましたか。
いとうさん「イライラした気持ちを抱えつつも教習自体は問題なく進みました」
Q.この教官に当たることは何度もありましたか。
いとうさん「何度か当たりました。そのたびに『ゲッ!』と思いましたが(笑)今思えば教習所に申し出て、変えてもらえばよかったなと思います」
Q.他にこのような教官はいましたか。
いとうさん「数名いました。当時、私は学生だったのですが『運動部はよいけど、文化部出身は…』といった、部活差別とも取れるような発言をしている教官もいました」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
いとうさん「『いるいる』という共感の声を多数頂きました。また、皆さんの反撃法など…経験談をいろいろと教えていただきました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
いとうさん「世間的に褒められたものではないような心の動きを面白く表現し、人が持つ心の闇を癒やし、気持ちが楽になるような漫画を描いていきたいです」
(オトナンサー編集部)
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