台風で停電…スマホが圏外になり、電波を求めて走る体験漫画 「これはしんどい」の声
停電後に電波を確保しようとする姿を描いた漫画が話題に。停電後、スマホが圏外になり、1日たっても電波が安定しないことに焦る女性でしたが…。
停電後に電波を確保しようとする姿を描いた漫画「電波に取り憑かれた女」がSNS上で話題となっています。停電後、スマホが圏外になり、1日たっても電波が安定しないことに焦る女性。そこに、男性が現れ…という内容で「これはしんどい」「島あるあるですね」「いい運動になってますね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
今年3月から、加計呂麻島で生活
この漫画を描いたのは、イラストレーターのちゃず(ペンネーム)さん(27)です。2018年11月に「イラストレーターちゃずの夫とちょっと離れて島暮らし」(ワニブックス)を出版しました。
Q.漫画を描き始めたのは、いつ頃からですか。
ちゃずさん「高校生の頃から、イラストレーターの仕事をしながら、遊びで漫画を描いてSNSに上げていました。今年3月から加計呂麻島という場所に住み始め、今まで住んでいた東京と島の生活のギャップが面白いと思い、コミックエッセイを描き始めました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
ちゃずさん「大きな台風が島に上陸したときのことです。1日停電し、キャンドルで夜を過ごし、電話は電波がつながらなくなり…その際に助けてもらったお話です」
Q.後日談などはありますか。
ちゃずさん「台風が過ぎて2日後に電波が安定してきました。それまでは、近所のゴン兄さんに教えてもらった展望台で連絡を取っていました(笑)」
Q.いつも助けてくれる「ゴン兄さん」はどんな人ですか。
ちゃずさん「普段のゴン兄は飲んべえでテキトー(笑)ただ、自然の知識はピカイチで、困ったときは助けてくれる優しいおっちゃんです」
Q.島暮らしの苦労や楽しさを教えてください。
ちゃずさん「コンビニやスーパー、病院に行くには、船で奄美本島に渡らなくてはなりません。私は週1で大きなカバンを持って船に乗り、1週間分の食材を買い出しに行っています。
楽しさは、都会ではお金をかけないとできなかった自然の遊びが、いつでもできること。家から徒歩5分で海があるので、釣り、貝採り、ダイビング、シュノーケル、クルージングなどなど。仕事が早めに終わった日は、ビール片手にサンセット! ご近所付き合いも家族のような感じで親しみが湧きます」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
ちゃずさん「『こんな所まで登ってインスタ更新してたの!?(笑)』という驚きの声が多かったです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
ちゃずさん「引き続き、島暮らしの魅力と大変なことも正直に描いていきたいです。島暮らしに限らず体験漫画を中心に、フフッと笑えて、読者さんの気持ちが自由になれるような漫画を発信していきます」
(オトナンサー編集部)
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