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【不気味】首を動かすと鳴る「ジャリジャリ音」 日常生活に影響でる? 柔道整復師に疑問を直撃

首を動かすと鳴る「ジャリジャリ」「シャリシャリ」という音。柔道整復師に原因や改善策などを直撃してきました。

首を動かすと鳴る「ジャリジャリ」「シャリシャリ」音の正体とは
首を動かすと鳴る「ジャリジャリ」「シャリシャリ」音の正体とは

 首を動かすと「ジャリジャリ」「シャリシャリ」という音が、首のまわりで響き渡る経験をしたことがないでしょうか。この不気味な音は、頚椎の関節部分が潤滑不全を起こしているのが原因といわれていたりします。時々、音がする程度だったら、そんなに気にならないかもしれませんが、頻度が多い人や心配に思っている人もいるかもしれません。そこで、柔道整復師で匡正堂齋藤整骨院 永福院長の齋藤洋一郎さんに、「ジャリジャリ」と鳴る原因や改善策などについて聞いてみました。

首の第1、2頚椎部分から出ている

Q.「ジャリジャリ」「シャリシャリ」という音は、首のどの部分から鳴るのでしょうか?

齋藤さん「首は、7個の頚椎で頭を支える構造になっているのですが、その中の首を左右に回す役割を担う第1、2頚椎部分から出ているとされています」

Q.潤滑不全になってしまう原因を教えてください。

齋藤さん「本来、関節というのは頭の重みがかかって自然に滑り合っているのですが、何らかの拍子にズレが生じ、放置されたまま、動かすことで摩耗して荒れた状態から鳴る音だと考えられます。また、音が鳴る人には、主に4つの共通点があります。

(1)姿勢が悪い
猫背や足組みなどによって、骨格や筋肉の一部に過度な負担がかかっている状態に。一時的ではなく長期的に改善されない場合、首にも影響が及ぶ可能性があります。

(2)過去に事故などによる、けがの経験がある
首の周囲にけがをした時に骨格のズレが生じてそのまま放置されていると、首の音が鳴る症状があらわれることもあります。

(3)首を鳴らす癖がある
一時的な解放感を求め、首を“パキパキ”と鳴らし続けた結果、関節がルーズになり荒れることで、音が鳴り始めるケースがあります。

(4)首を引っ張る
首を引っ張ると潤滑を悪くさせるので避けるべき。そのような健康グッズを使用している人は、やめることをおすすめします。どうしても……という人は、整体師などのプロに施術を任せることです。

Q.音が鳴ってしまう状態は、日常生活で影響があるのでしょうか?

齋藤さん「音が鳴るだけで痛みもない場合は、それほど気にしなくても問題ありませんが、痛みが出ていたり、明らかに引っかかるような感覚があるようなら、一度、病院で診察してもらうことをおすすめします。どうしても気になってしまう人は、以下の3つのことに気をつけて生活してください。

・振り向くときはゆっくりと首を動かす
・ダンスやヘッドバンディングなど激しい動きは避ける
・正しい姿勢を心がけて体全体への余計な負荷をなくす

首に負担をかけないことが一番の予防と改善になります。なるべく、ゆっくりと動かすことを意識してみるようにしてくださいね」

(オトナンサー編集部)

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齋藤洋一郎さん(さいとう・よういちろう)

匡正堂齋藤整骨院 永福・院長

山野医療専門学校で柔道整復学を学び、2012年に柔道整復師の免許を取得後、修行を経て2023年、匡正堂齋藤整骨院 永福本院の院長に。背筋へのアプローチを中心とする民間療法“匡正術”を軸に、構造医学、神経機能訓練(FNT)を取り入れ施術を行っている。構造医学正規講座受講会員、FNTレベル2認定トレーナー。

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