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通勤電車でイライラ…乗客が“猫の親子”に癒やされる漫画 「不幸中の幸い」などの声

通勤時間帯の電車内で実際にあった話を描いた漫画が話題に。電車が遅延し、殺伐とした雰囲気に包まれる車内でしたが…。

電車内で実際にあった話を描いた漫画のカット=ドイツ犬(@doitsuken)さん提供
電車内で実際にあった話を描いた漫画のカット=ドイツ犬(@doitsuken)さん提供

 通勤時間帯の電車内で実際にあった話を描いた漫画が、SNS上で話題となっています。電車が遅延し、殺伐とした雰囲気に包まれる車内。ところが、線路横の駐車場近くに猫がいるのを見つけた学生が「ネコ」とつぶやくと…という内容で「癒された」「かわいい」「不幸中の幸い」「リアル体験というのがすごい」などの声が上がっています。作者の男性に聞きました。

10年以上前の出来事を思い出した

 この漫画を描いたのは、ドイツ犬(ペンネーム)さんです。普段は別の仕事をしながら、趣味で絵や漫画を描いています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつ頃からでしょうか。

ドイツ犬さん「2015年の春から描き始めました。偶然、ニコニコ動画で絵描きの生放送を視聴し、楽しそうだと感じたからです」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ドイツ犬さん「当時の出来事をふと思い出したからです。特に大きな理由はありません。なお、ツイッターでは『数年前の電車中の癒し出来事を誇張して漫画にした』とコメントしましたが、正確に言うと10年以上前にあった出来事です」

Q.当時はどのような目的で電車に乗っていましたか。

ドイツ犬さん「通学のため、JR西日本の電車に乗っていました」

Q.実際に車内はどのような様子でしたか。

ドイツ犬さん「中には、野良猫がいてよくないといったことをつぶやく方もいましたが、大多数の方は漫画で描いたように和んでいて、一体感がありました」

Q.「話を誇張した」とのことですが。

ドイツ犬さん「もともと子猫は数匹いました。漫画では子猫を1匹に絞って描くことで、猫のかわいさを強調しました。すべての子猫が無事に塀から降りられたかどうか、続きが見たかったです」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ドイツ犬さん「実は通勤時間帯を狙ってこの漫画を投稿しました。朝の憂鬱(ゆううつ)な気分を解消できた方が多いようでよかったです」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ドイツ犬さん「体験談を短編漫画として描いたり、バトルやお色気、ファンタジーの要素を混ぜた長編漫画に挑戦したりしていく予定です」

(オトナンサー編集部)

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