店員はお年寄りで、値段がやたら安いパン屋に入った体験漫画 「良い取り組み」と反響続々
何気なく入ったパン屋さんでの出来事を描いた漫画が話題に。おなかが空いた作者がふと立ち寄ったパン屋さんは、店員さんがお年寄りばかりで…。

何気なく入ったパン屋さんでの出来事を描いた漫画「パン屋さんはじめました!?」がSNS上で話題となっています。おなかが空いた作者がふと立ち寄ったパン屋さん。なぜか、店員さんはお年寄りばかりでパンの値段がとても安く…という内容で、「素晴らしい」「良い取り組み」「全国に広がってほしい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
医療介護業界の情報を発信したい
この漫画を描いたのは、新庄アキラ(ペンネーム)さんです。普段は理学療法士として働いており、趣味でインスタグラムなどに漫画を投稿しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつ頃からでしょうか。
新庄さん「小学校4年生ごろから、岡田あーみん様に憧れて描き始め、いろいろな雑誌に投稿していましたが、ことごとく落選し、漫画家の夢は諦めました(笑)3年ほど前から、空いた時間にインスタグラムに大人の絵日記を投稿し始めました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
新庄さん「現在、理学療法士として働いているのですが、『リハビリ』と一言で言ってもいろいろな介入の仕方があります。ベストリハさんの取り組みを知り、ぜひ紹介したいと描かせていただきました」
Q.この会社では、リハワーク事業としてパン屋さん以外もやられているのでしょうか。
新庄さん「リハワークとしては、不定期でパン屋さんを開いているだけですが、デイサービスや訪問看護、メディミール、ジュニア教育など、さまざまな事業を通じて『不自由な世界を変える』という理念の下、介護事業に取り組んでいるようです」
Q.パンを作ったり、接客したりする方々の様子は。
新庄さん「『人の役に立つ』という充足感が得られて主体的に仕事ができ、真の意味での生きがいを感じているようでした。皆さん、若返っているように見えました。人間幾つになっても不自由になっても、何でもできるんだと、こちらが励まされました」
Q.今後、インスタ漫画で発信していきたいことは。
新庄さん「理学療法士という職業はまだまだ知名度が低いので、漫画を通じていろいろな人に知ってもらえたらと思います。また、くだらない漫画を読んで、笑ってもらえたらうれしいです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
新庄さん「日常漫画などを通じて理学療法士やリハビリ職の知名度アップと医療介護業界の情報を発信し、たくさんの方に笑いと元気をお届けしたいです」
(オトナンサー編集部)
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