ショートヘアを注文したら“金色ゴリラ”になった体験漫画 「吹き出した」「ひどい」の声
大学入学前に美容院で経験した出来事を描いた漫画が話題に。かわいいショートヘアにしてもらおうと、おしゃれな美容院に行った女性ですが…。

大学入学前に美容院で経験した出来事を描いた漫画「憧れのベリーショートとわたし」がSNS上で話題となっています。かわいいショートヘアにしてもらおうと、おしゃれな美容院に行った女性ですが、担当美容師の対応に不安を覚え…という内容で「吹き出した」「自分だったら号泣する」「これはひどい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
持ちネタとしてずっと大事にしていた
この漫画を描いたのは、も~(ペンネーム)さん(32)です。実家の飲食店で働きながら漫画を描いています。以前は、漫画やイラストの仕事のほか、漫画家のアシスタントをしていました。
Q.漫画を描き始めたのは、いつ頃ですか。
も~さん「中学生の頃から落書きのようなものは描いていました。しっかりとした形式で漫画を描いたのは大学の課題が初めてで、卒業後に本格的に描き始めました。当時、大学で講師を務めていた松本零士先生が私の課題を見て、『君は漫画家になれます』と言ってくださったのが衝撃的で火がつきました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。実話でしょうか。
も~さん「実話です(笑)私としても衝撃で、ずっと酒の肴(さかな)といいますか、持ちネタとして大事にしていました。いつか漫画として描きたいなと思っていました。
実家の飲食店がハードな勤務体制になり、ブランクが長くなりました。そこでリハビリとして別の漫画を少しずつ描き始めました。見てくださる方が増え始め、機が熟した予感がしたため、この漫画を完成させました。たくさん反響があり、うれしく思っています」
Q.担当の美容師さんの印象はいかがでしたか。
も~さん「終始『大丈夫かな?』と思っていました(笑)かなり具合が悪そうで鼻をすすっていたり、途中で少し席を外したりしていました。特にせきがつらそうに見えました。美容師さんは激務の方が多いことは存じておりましたので、休みが取れなかったのかなと心配でした」
Q.鏡で髪型を見た時の率直な気持ちは。
も~さん「『マジか』と思いました。終わるまでに5時間ほどかかったので、お尻が痛いし疲れました。とにかく早く帰りたかったです(笑)当初は『このやろ~』『金払いたくない』という気持ちもありましたが、怒りを持続させると体調を崩してしまうし、ネタとして話しているうちに、怒りはなくなりました。
その時のタイミングや相性はあると思うので、美容師さん自身が憎いと思ったことはありません。私もつらい時に雑な接客をすることもありましたから。『事象』に思うところがあったとしても、『その人自身』に怒りを向けたいということはありません」
Q.大学に入学してからはどうなりましたか。
も~さん「見た目がガラッと変わったことで、今まで経験しなかったことがたくさん起きました。自分だけでなく周りの人の反応も変わったので、髪型一つでこれほどまでに変わるのだなと新鮮でした。頭に合わせて服を変えたり、怖く見えないようにメイクを工夫したりと、美容に関心が出てきたことでその後の生活が大きく充実しました。
余談ですが、後日、その美容室にプロのサッカー選手が通っているといううわさを聞き、爆笑しました。サッカー選手ならピッタリの髪型だったと思います」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
も~さん「『楽しい』という感想が多かった一方、『ショックすぎて笑えない』『美容師さんに責任を問う方がいいのでは』などの意見も寄せられ、考えさせられました。笑ってもらおうと思っていたので、笑えなかったというのは私の表現力不足ではありますが、当時の私に感情移入してもらえたものと捉えています」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
も~さん「以前、創作漫画やガールズイラストもたくさん描いていたので、無理のない範囲で挑戦したいです。悔いのないようさまざまな経験をしていけたらと思います。その経験をシェアすることで誰かに楽しんでもらえたら、これほどうれしいことはないです」
(オトナンサー編集部)
笑いすぎてお腹痛い、涙出てきた
この人の笑わせる漫画の才能すごいと思う 松本零士先生さすが
これ読んで笑えない人がいるなんてびっくり
かわいそうwだけど、ちょっと見てみたかったw
金色ゴリラw
美容師の男性が、歌手の鵜島仁文に見える。
(Gガンダムの歌を歌ってた人)