気高きオス猫と少女の日常を描く漫画 やがて、成長した少女は家を出て…感動のラスト
猫と飼い主の少女のやり取りを描いた漫画が話題に。「もふもふ」と名付けた猫を飼っている少女。帰宅すると、その日学校であった出来事を猫に話しますが…。

猫と飼い主の少女のやり取りを描いた漫画「もふもふとぐるぐる」がSNS上で話題となっています。「もふもふ」と名付けた猫を飼っている少女。帰宅すると、その日学校であった出来事を猫に話しますが、もふもふはエサの時を除き、平然としていることが多く…という内容で「感動して泣いた」「優しい話をありがとう」「猫が欲しい」「なんて悲しいのだろう」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
夏目漱石「吾輩は猫である」を参考に
この漫画を描いたのは、折山漠(ペンネーム)さんです。今年7月、漫画アプリ「マガジンポケット」で「密度Xの証明」を発表し、漫画家デビューしました。
Q.漫画を描き始めたきっかけは。
折山さん「3年前から描き始めました。当時は今後の進路を決めなければならない状況で、現実逃避のような形で始めました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。夏目漱石「吾輩は猫である」が引用されていますが、この作品を読んだことはありますか。
折山さん「ふてぶてしくて毛玉みたいな猫を描きたかったからです。『吾輩は猫である』は最後まで読んでいませんが、引用してしまいました。漱石の他の作品は何冊か読んでいます。これを機に『吾輩は猫である』も読みたいです」
Q.猫は好きですか。
折山さん「好きです。特にポーカーフェイスなところに引かれます。自宅では飼っていませんが、実家で飼っていたのでよく遊んでいました」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
折山さん「『切ない』という内容の感想が多いように感じました。また、自分の飼い猫の気持ちを想像したり、境遇を重ねたりする方もいらっしゃいました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
折山さん「今までは比較的真面目な漫画を描くことが多かったので、もう少しコメディー色の強い漫画などを制作してみたいです」
(オトナンサー編集部)
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