住むなら都会? 郊外? それとも田舎? 全国500人が答えた「住みたい理由」、それぞれの1位は?
「都会・郊外・田舎のいずれに住みたいか」に関する調査結果が発表されました。トップとなったのは……。
都会、郊外、田舎……あなたが「住みたい」と思うのはどれですか。AlbaLink(東京都江東区)が運営する“訳あり不動産”情報メディア「訳あり物件買取プロ」が、「都会・郊外・田舎のいずれに住みたいか」に関する調査を実施。その結果をランキング形式で発表しました。
郊外は「都会と田舎のいいとこ取り」?
調査は2023年4月、全国の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。計500人(男性191人、女性309人)から有効回答を得たものです。なお、回答者の年代は、10代1.0%、20代16.2%、30代33.0%、40代30.4%、50代14.0%、60代以上5.4%となっています。
まず、「住むなら、都会・郊外・田舎のどこがいいか」を聞いたところ、トップとなったのは「郊外」で、58.4%でした。次いで、2位が「都会」(27.6%)、3位が「田舎」(14.0%)と続いています。「都会ほどではないけれど便利で、田舎ほどではないけれど自然があり、土地や家賃も安い」といった理由から、郊外を選択している人が多いのではないでしょうか。
「郊外に住みたい」と答えた292人に理由を聞いたところ、1位は「バランスがよくて住みやすい」(108人)でした。「郊外は都会よりも静かで落ち着いた環境であり、田舎と比べると商業施設が充実している。都会と田舎の良さをどちらもバランスよくもっていると感じるため(24歳男性)」「都会すぎず、田舎すぎないため(36歳女性)」「『治安』『環境』『利便性』のバランスを考えると、郊外がベストなので(48歳男性)」といったコメントが寄せられており、「交通アクセスがいいのに自然豊か」「静かだけど便利」など、都会と田舎の“いいとこ取り”ができる点を魅力と感じている人が多いことがうかがえます。
次に、「都会に住みたい」と答えた138人に聞いた理由の1位は「買い物に困らない」(53人)でした。確かに、都会にはスーパーやコンビニ、ドラッグストアが多いので、日常の買い物に不便することはないでしょう。「商業施設が多くて充実しているから(23歳女性)」「コンビニやスーパーなどに徒歩で行ける(35歳女性)」「欲しいものがすぐに手に入る(68歳男性)」といったコメントも集まっており、生活する上での便利さを挙げた人が多数でした。
そして、「田舎に住みたい」と答えた70人に理由を聞いてみると、最多となったのは「自然に囲まれて暮らしたい」(35人)でした。「多少不便でも、自然豊かな環境で暮らしたい」と考えている人は少なくないようで、「山に囲まれた祖母の家がとても心地よく感じます。不便な立地が私にとっては最高の環境です(19歳女性)」「商業施設より自然環境を重視したいから(39歳男性)」「自然を感じながら生活してみたいからです(50歳男性)」といった声が寄せられました。自然に囲まれているとリラックスできて心穏やかに過ごせる人にとって、田舎に住むメリットは大きいと思われます。
調査結果を受けて、同社は「郊外といっても『新しく開発され、活気がある街』『開発から時間がたち、高齢化が進んでいる街』などさまざま。引っ越しを検討する際には、それぞれの街の特徴までしっかりチェックする必要がありそうです」とコメントを寄せています。
(オトナンサー編集部)
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