1000人が回答した“ストレスに感じる音” 2位「選挙のスピーカー音」を抑えた1位は?
大和ハウス工業が、「家の中で気になる音」に関する調査を実施し、その結果を公表しました。
半数以上が音環境に不満
調査は、1月23日から同月25日、全国の20~60代の一戸建て住宅の購入者または購入を検討している人のうち、音に関する興味や関心がある人を対象に実施しました。1000人から回答を得ています。
まず、自宅の音環境について聞いたところ、「不満あり」が52.8%、「不満なし」が47.2%でした。家の中の音や外からの音でストレスを感じた経験を聞くと、「音ストレスあり」と回答した人が72.8%に達したほか、音のストレスがきっかけで医療機関を受診した経験については、「経験あり」と答えた人が25.6%でした。
では、自宅では、どのような音を負担に感じるのでしょうか。最も多かったのは「自動車・バイクのアイドリング・空ふかしの音」(41.6%)で、「選挙や商業宣伝のスピーカー音」(32.7%)、「トラックや自動車、バイク、電車など近くを走る交通機関・手段の音」(26.6%)と続きました。掃除機やテレビの音といった自宅内で発生する生活音よりも、屋外からの音にストレスを感じる人が多いのが分かります。
また、近所に迷惑をかけないよう、日頃から抑えている音について聞くと、「テレビやスマホ・ラジオから出る音」(22.4%)が最も多く、「家族や自身が演奏する楽器の音」(18.7%)、「自動車・バイクのアイドリング・空ふかしの音」(17.6%)と続きました。
「家の中で音が気になってできないこと」について、聞きました。最も多かったのは「安眠・快適な睡眠」(10.3%)で、「楽器演奏」(8.8%)、「カラオケ」(7.8%)と続きました。
最後に、自宅内に防音室ができたらやってみたいことを聞きました。「カラオケ」(17.6%)が最も多く、「楽器演奏」(16.7%)、「映画鑑賞」(14.1%)と続きました。騒音を出さないように気を使う一方で、大音量で音楽を楽しみたいと考えている人が多いのが分かります。
(オトナンサー編集部)
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