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飯豊まりえ、朝ドラ「ちむどんどん」“愛ちゃん”役がブレークの足がかりに! “次世代ヒロイン”としての魅力

 放送中の連続ドラマ「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」(読売テレビ・日本テレビ系)やNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」に出演する俳優の飯豊まりえさん。さまざまな役柄を演じ切る飯豊さんの魅力に迫る!

飯豊まりえさん(2022年3月、時事通信フォト)
飯豊まりえさん(2022年3月、時事通信フォト)

 俳優の飯豊まりえさんが主演を務める連続ドラマ「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜 午後11時59分)が放送中です。飯豊さんは、放送中のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」で、黒島結菜さん演じるヒロイン・比嘉暢子の幼なじみの大野愛を好演し「愛ちゃん」というワードがツイッターで度々トレンド入りするなど、大きな話題となりました。

 脇役でありながらも、応援せざるを得ない魅力をもって“愛ちゃん”を好演し、話題沸騰中の飯豊さん。2022年4月期ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」(カンテレ・フジテレビ系)では、メインキャラクター3人の女性のうちの1人を演じるなど、今まさにブレイクへの階段を駆け上がる彼女の魅力に迫ります。

撮影現場で際立つ“愛嬌”の良さ

 飯豊さんは、小学生向けファッション雑誌「ニコ☆プチ」(新潮社)の専属モデルとして芸能界デビューしました。同誌を卒業して以降は「nicola」(同)、「Seventeen」(集英社)を経て、現在は「Oggi」(小学館)の専属モデルを務めています。

 身長167cm、長い脚の持ち主という抜群のスタイルでありながら、遠い存在のようには思わせない魅力を持ち合わせています。その理由が、彼女に密着したParaviオリジナルのドキュメンタリーシリーズ「Real Folder Season2」第4弾で浮かび上がってきました。

 デビューのきっかけとなったオーディションで審査員を務めていた、当時の「ニコ☆プチ」編集長は、飯豊さんをグランプリに選んだ決め手について、彼女の自然体な姿だったといいます。ドラマやバラエティーなど、どんな撮影現場でも自然とそこになじんでしまう愛嬌の良さが際立っていました。

 同番組で、印象的だったのが「その場所その場所で自分の居心地がいい居場所を自分で作るというか、自然体のままでいたいと思ってますね」という飯豊さんの言葉。10~20代の若い層から支持されるのも、ジャンルレスな活躍ぶりも、そうした飯豊さんの飾らない素直なスタンスがあってこそなのでしょう。

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苫とり子(とま・とりこ)

エンタメ系ライター

1995年、岡山県生まれ。東京在住。学生時代に演劇や歌のレッスンを受け、小劇場の舞台に出演。IT企業でOLを務めた後、フリーライターに転身。現在は「Real Sound」「AM(アム)」「Recgame」「アーバンライフメトロ」などに、エンタメ系コラムやインタビュー記事、イベントレポートなどを寄稿している。

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