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鈴木一真、コンドルのジョーは「2番手のかっこ良さが光る」 2月24日公開「劇場版Infini-T Force」

バイプレーヤーとして活躍する俳優の鈴木一真さんが、2月24日公開の「劇場版Infini-T Force/ガッチャマンさらば友よ」でコンドルのジョーの声に挑戦しています。役作りやガッチャマンの魅力などについて聞きました。

鈴木一真さん

 映画やドラマなどのバイプレーヤーとして活躍し、米ロサンゼルスに在中の俳優・鈴木一真さん。2月24日公開の「劇場版Infini-T Force/ガッチャマンさらば友よ」では、コンドルのジョー役で声優に挑戦しています。オトナンサー編集部では、そんな鈴木さんにコンドルのジョーの役作りやガッチャマンの魅力、アフレコ挑戦、そしてロスでの生活について聞きました。

2番手のかっこ良さが光っている

Q.劇場版はテレビシリーズの「Infini-T Force」から続く話ですが、テレビシリーズはご覧になっていましたか。

鈴木さん(以下、敬称略)「3年前からアメリカに留学していたので見ていませんでした」

Q.今の若い人たちはガッチャマンの名前しか知らない人が多いと思います。鈴木さんが演じられたコンドルのジョーについて教えてください。

鈴木「僕が子どもの頃に見ていた『ガッチャマン』は大鷲の健、コンドルのジョー、白鳥のジュン、燕の甚平、みみずくの竜が巨大な敵に立ち向かうアニメです。そして南部博士というお父さんのような司令官がいて、子どもの頃からリーダーの健よりもコンドルのジョーが気になっていました。戦隊モノでも主役リーダーのレッドよりも2番手のブルーに憧れてしまう。主役よりも2番手のかっこ良さが光ってるのがコンドルのジョーです」

Q.健のまっすぐさとは異なり、目的のためなら殺すこともためらわないダークヒーロー的な部分がありますね。

鈴木「健とジョーは認め合ってはいても、相いれない関係だと思います。その人間ドラマがフィーチャーされている話です。この二人の友情だったり葛藤だったりが描かれています。健はまっすぐなキャラクターなので次にどうするとか、こう来たらこう返す、などが分かりやすいですが、ジョーは次にどういう行動を取るのか読めないところが多く、自由が利くキャラクターです。そういうところが魅力的なキャラクターです。お客さんがびっくりするようなシーンもあります。自分が子どもの頃見ていたのは、バイオレンスでもファンタジーな感じでしたが、今回はリアリティーがあって血が流れるシーンもあります。あそこまでいくのかとショックではありましたが、だからこそ物語や健が光ります」

Q.あえて質問しますが、ガッチャマンで一番好きなキャラクターは誰でしょうか。

鈴木「コンドルのジョーです(笑)」

Q.「Infini-T Force」の魅力を教えてください。

鈴木「僕にとっては何年もかけて見続けてきた、ヒーローたちが同じ画面に収まっているのは、長生きしてよかったなというか、ありがたいというか素晴らしい企画だと思います。子どもの頃はタイムボカンシリーズが大好きでした」

Q.船越英一郎さん演じる南部博士とジョーの関係はとても複雑です。どんな感情を込めて演じられましたか。

鈴木「これまでに船越さんとは共演したことが何度かあり、ある時は船越さんの部下だったり、ある時はライバルみたいな感じの役がありましたが、今回みたいに明確な敵対関係というのは初めてで、ショックでした。いつも皆のリーダーで導いてくれる船越さんがどうしちゃったんだと。アフレコは別々に取ったのですが、映画を見てみると想像以上に深みのある演技をされていました。船越さんの演技に我々も助けられたという思いです」

Q.役作りでなさったことはありますか。

鈴木「アニメを見返したりはしませんでしたが、知り得る情報は全て得ました。ジョーは日本育ちではありません。自分もアメリカにいて思うのですが、日本人はチームを大切にするというか『和』を重んじますが、そういう国は少なく、アメリカ人は自分の思いを伝えないと、考えていないと思われてしまいます。そのため、子どもの頃から自分の考えを伝えるよう教育されています。ジョーはそういう育ち方をしているのだと納得しました。彼は変わり者の雰囲気を出しています。彼は奇をてらおうとしているわけではなく、そういう育ち方をしていて、親が殺され、複雑な育ち方をしてしまいました」

Q.松本監督から何か注文はありましたか。

鈴木「慣れないと言ってしまってはいけないのですが、足を引っ張ってしまい、声優の経験が少ないためたくさん助けていただきました。ドラマや映画の現場だとここまで細かい指示を出していただけないと思うのですが、作り方が違うので勉強になりました。息の使い方一つで前後のセリフの意味が変わったりします。セリフというより息遣いに苦労しました。ため息一つでも、間の取り方とか表現の仕方が実写映画と違っていて面白いと思いました」

Q.一番のお気に入りのシーンはどこですか。

鈴木「ラスボス戦ですね。意外な展開で試写を見て楽しんでしまいました。アクションはモーションキャプチャーの動きで、きれいな技を繰り出し、カメラワークやカット割りもすごく迫力がありました」

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