女優業本格化、田中みな実が引っ張りだこの理由と“仕事”への向き合い方
ストイックな姿とプロ根性
彼女の強みは、瞬時に求められている役割を把握できる力でしょう。自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組でも「“ぶりっ子”を求められるんですよって言われたら、期待に応えるっていうのが“仕事”なんだなって思っている」と持論を明かしたように、田中さんはTBSアナウンサー時代から、たゆまぬ努力で周りの期待に応えてきました。
一方で「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK総合)で見せたのは番組のプロデューサーに直接、意見を述べるストイックな姿。そんなプロ根性がドラマや映画の現場でも生かされ、それぞれの作品に不可欠な存在となっていったのでしょう。
田中さんは今年、原案・雨宮まみさん、作画・おかざき真里さんの同名コミックを原作とした映画「ずっと独身でいるつもり?」で映画初主演を果たすことが決定しました。この映画は生きづらさを抱える現代女性のリアルを描いた作品で、田中さんは10年前に執筆したエッセーで一躍有名になった一方で、周囲からの「ずっと独身でいるつもり?」という言葉に傷を抱える36歳の主人公・まみを演じます。
飾らない言葉でしなやかに、今を生きる女性たちの声を代弁してきた田中さんが本作で、どんな演技を見せてくれるのか楽しみです。
(ライター 苫とり子)
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