オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

女優業本格化、田中みな実が引っ張りだこの理由と“仕事”への向き合い方

ストイックな姿とプロ根性

 彼女の強みは、瞬時に求められている役割を把握できる力でしょう。自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組でも「“ぶりっ子”を求められるんですよって言われたら、期待に応えるっていうのが“仕事”なんだなって思っている」と持論を明かしたように、田中さんはTBSアナウンサー時代から、たゆまぬ努力で周りの期待に応えてきました。

 一方で「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK総合)で見せたのは番組のプロデューサーに直接、意見を述べるストイックな姿。そんなプロ根性がドラマや映画の現場でも生かされ、それぞれの作品に不可欠な存在となっていったのでしょう。

 田中さんは今年、原案・雨宮まみさん、作画・おかざき真里さんの同名コミックを原作とした映画「ずっと独身でいるつもり?」で映画初主演を果たすことが決定しました。この映画は生きづらさを抱える現代女性のリアルを描いた作品で、田中さんは10年前に執筆したエッセーで一躍有名になった一方で、周囲からの「ずっと独身でいるつもり?」という言葉に傷を抱える36歳の主人公・まみを演じます。

 飾らない言葉でしなやかに、今を生きる女性たちの声を代弁してきた田中さんが本作で、どんな演技を見せてくれるのか楽しみです。

(ライター 苫とり子)

1 2

苫とり子(とま・とりこ)

エンタメ系ライター

1995年、岡山県生まれ。東京在住。学生時代に演劇や歌のレッスンを受け、小劇場の舞台に出演。IT企業でOLを務めた後、フリーライターに転身。現在は「Real Sound」「AM(アム)」「Recgame」「アーバンライフメトロ」などに、エンタメ系コラムやインタビュー記事、イベントレポートなどを寄稿している。

苫とり子(とま・とりこ) 関連記事

もっと見る

編集部おすすめ記事

エンタメ 最新記事

エンタメの記事もっと見る

コメント