オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

第2の「コード・ブルー」に期待! 五輪に負けない夏ドラマはどれだ?

新たな才能が出現?

 そんな医療モノに比べ、恋愛モノは五輪シーズンに弱い傾向があります。例えば、5年前、リオデジャネイロ五輪の夏に放送された月9ドラマ「好きな人がいること」(フジテレビ系)。桐谷美玲さんに山崎賢人さん、三浦翔平さんという華のあるキャストで挑みましたが、五輪期間に数字を落としました。やはり、「冬彦さん」くらいのインパクトがないと、恋愛モノは苦戦するのかもしれません。

 あと、「コード・ブルー」のときには、サスペンスタッチの復讐(ふくしゅう)劇「魔王」(TBS系)もヒットしました。嵐の大野智さんの初主演連ドラで、ヒットした韓国ドラマのリメークでもあります。今期も韓国ドラマをリメークした「彼女はキレイだった」(関西テレビ・フジテレビ系)がありますが、こうした、すでにファンのいる作品で勝負するのも一つの手。漫画やアニメ、小説の実写化モノも五輪シーズンに善戦する傾向があります。

 不利だと言われるからこそ、ここで成果を出せば作品も人も評価が高まります。シリーズ化にもつながりやすく、佐野さんや浅利さんのような才能が世に出たりするわけです。今期もきっと、そんな作品や人に出会えることでしょう。

 夏ドラマにも大いに注目して、五輪に負けない興奮や感動を味わいたいものです。

(作家・芸能評論家 宝泉薫)

1 2

宝泉薫(ほうせん・かおる)

作家、芸能評論家

1964年岐阜県生まれ。岩手県在住。早大除籍後「よい子の歌謡曲」「週刊明星」「宝島30」「噂の真相」「サイゾー」などに執筆する。近著に「平成の死 追悼は生きる糧」(KKベストセラーズ)、「平成『一発屋』見聞録」(言視舎)、「あのアイドルがなぜヌードに」(文春ムック)など。

宝泉薫(ほうせん・かおる) 関連記事

もっと見る

編集部おすすめ記事

エンタメ 最新記事

エンタメの記事もっと見る

コメント