【漫画】右耳難聴の私…コロナ対策がなされ、難易度が上がったレジで悪戦苦闘 「分かります」
コロナ対策中のレジでのやりとりを描いた漫画が話題に。子どもの頃から右耳が難聴で、ザワザワした所で音を聞き取るのが苦手な女性ですが…。
コロナ対策中のレジでのやりとりを描いた漫画「コロナ後のレジが難易度爆上がり」がSNS上で話題となっています。子どもの頃から右耳が難聴で、ザワザワした所で音を聞き取るのが苦手な女性。特に、レジで店員の言葉を聞き取るのが苦手なため、コロナ対策で透明フィルムがあると…という内容で「私も聞き取りにくいです」「すごく分かります」「何度も聞き返してしまいます」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
毎回聞き返すのが申し訳ない
この漫画を描いたのは、龍たまこ(ペンネーム)さん(38)です。ブロガーとして活躍しています。2015年ごろから、ブログで4コマ漫画を発表し始め、現在はインスタグラムやブログで、日常をテーマに漫画をほぼ毎日更新しています。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
龍たまこさん「もともと右耳難聴で普段から、店員さんの言葉を聞き返すことが多かったのですが、コロナ後はさらに聞こえなくて(涙)毎回聞き返すのが申し訳ない気持ちもあり、他の人はどうなんだろう?と思い漫画にしてみました」
Q.この後は、どのようなやりとりがあったのでしょうか。
龍たまこさん「気まずそうにお箸とフォークを見せて、ジェスチャーを交えながら、『どちらにしますか?』と言ってくれてやっと理解しました(フォークをもらいました)」
Q.店員さんと、やりとりがうまくいかないときの詳しい心境を教えてください。
龍たまこさん「何度も聞いて申し訳ない気持ちでいっぱいになります。個人的には2回までは聞き返せるのですが、3回を越えてくるとだんだんいたたまれなくなり、適当に返事をしてしまうことが増えます…」
Q.逆に、やりとりがしやすいレジやお店はありますか。
龍たまこさん「コロナ後はセルフレジが一番落ち着きます。特に、ユニクロのセルフレジはマイペースにお会計ができて簡単で、初めて使ったときは感動しました…!」
Q.聞こえるようにするために何か対策はされているのでしょうか。
龍たまこさん「聞こえやすくする方法は今のところなく、店員さんがしゃべっているのを見逃さないことと、聞き返すことをちゅうちょしないことですかね…。セルフレジがある場合はそちらを使います!」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
龍たまこさん「店員さん、お客さん両方の立場から、『分かる! 分かります!』と共感の声が寄せられました。聞き取れなかった場合、適当に返事をするのもあるあるだということも分かりました」
(オトナンサー編集部)
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