【漫画】1人10万円もらえると知った息子、母のディズニー案を拒否して…「素直で面白い」
「特別定額給付金」の使い道について描いた漫画が話題に。ニュースで「1人10万円の給付金がある」と知った息子は…。
国民1人10万円を配る「特別定額給付金」の使い道について描いた漫画がSNS上で話題となっています。ある日、ニュースで「1人10万円の給付金がある」と知った息子(長男)。そこで、母親は給付金を使って、ずっと行きたかったディズニーリゾートに行こうと言いますが…という内容で「素直で面白い」「小学生にとっては夢のような金額」「コロナが終息したら楽しみましょう」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
以前は「行きたい」と言っていたのに…
この漫画を描いたのは、保育士のたぷりく(ペンネーム)さんです。8歳の長男、5歳の長女、3歳の次男の子育て漫画をインスタグラムで発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
たぷりくさん「インスタグラムで漫画を描き始めたのは、2020年2月末からでした。以前から描いてみたいなーと興味はあったのですが、忙しくて時間がなく…体調を崩して仕事を減らしたことをきっかけに描き始めました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
たぷりくさん「長男が『行きたくない』と言う理由が分かったとき、長男の気持ちに寄り添おうとしたものの…全裸でうなだれる長男に半裸の次男がちょっかいを出す構図が面白くて漫画にしました」
Q.長男くんは、ディズニーリゾートに興味がないのですか。
たぷりくさん「以前から何度も『行きたいなー』と言っていたのは長男でした。なので、『行かない! 留守番する!』とかたくなに拒否する理由が最初は分かりませんでした」
Q.長男くんにとって、「10万円」はどれくらいの価値なのでしょうか。
たぷりくさん「想像もできないくらいの金額のようでした。ディズニーに行ったら、全部なくなるんだろうと自分なりに考えて、自分が好きなものには使えないことに腹を立てたみたいでした」
Q.普段、お小遣いの管理はどのようにされているのですか。
たぷりくさん「以前、漫画にしたことがあるのですが、お年玉をこっそり持ち出して友達に大盤振る舞いしたことがあり、お小遣いはまだ自由には持たせていません。欲しいものがあるときは本当に必要か一緒に考えて、親が買ったり、お年玉から出して買ったりするようにしています。今までの一番大きな買い物はゲームのソフトです」
Q.長男くんの「欲しいもの」は、本心からの思いだったのでしょうか。
たぷりくさん「このときは欲しいゲームのソフトがなかったので、本当に食べものが欲しかったようです。大好きな焼き肉や、テレビで見たことのある高級食材をいろいろ食べてみたいと思ったそうです」
Q.リクエストには、どれくらい応えてあげる予定ですか。
たぷりくさん「白子やキャビアはかなえてあげられるかどうか分かりませんが、果物や焼き肉は食べさせてあげようと思っています」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
たぷりくさん「『ゲームより食べものが欲しいっていうところが素直でかわいいね』と言ってもらえました。フォロワーさんの小学生のお子さんが『自分のお金!』と喜んだというコメントには、みんな一緒だなと共感でき、ほっこりしました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
たぷりくさん「これからもママが共感できたり、クスッと笑えたりする漫画を描いていく予定です。新しくチャレンジしたいのは、保育士という職業からみた子育てや、保育士の私が子育ての中でどん詰まり、諦めたことのある話など…子育て中のママを応援できる漫画を描いていきたいと思っています」
(オトナンサー編集部)
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