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【漫画】みそ汁をこぼした息子を叱り過ぎて反省…自分を見る鏡が欲しい 「なんか泣ける」

子どもを叱り過ぎたことを反省した出来事を描いた漫画が話題に。食事中、話に夢中になり、おみそ汁をこぼしてしまった息子に母親は…。

子どもを叱り過ぎたことを反省した出来事を描いた漫画のカット=母アパレル(haha_apparel)さん提供
子どもを叱り過ぎたことを反省した出来事を描いた漫画のカット=母アパレル(haha_apparel)さん提供

 子どもを叱り過ぎたことを反省した出来事を描いた漫画がSNS上で話題となっています。食事中、話に夢中になり、おみそ汁をこぼしてしまった息子。息子が好きなサツマイモのおみそ汁がうまくできたので、母親は悲しくなってつい息子に…という内容で「なんか泣ける」「仲直りできてよかった」「大切なことに気付かせてもらいました」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

つい、自分の感情を優先してしまった

 この漫画を描いたのは、母アパレルこと、イラストレーターの武者小路晶子さんです。絵本「だんだんできてくる3:トンネル」(フレーベル館)の作画などを担当しています。インスタグラムでは、母アパレル名義で小学1年生の息子「マー坊」の絵日記を発表しています。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

母アパレルさん「楽しい話をしていたのに、自分の感情を優先して話を中断し、叱ってしまったことを大いに反省しまして。同じようなことはしたくないなあという思いから、記録用に描きました」

Q.ささいなことでもつい叱ってしまうのは、どんなときですか。

母アパレルさん「普段は小学校と学童で頑張っているので、自宅では息子がしたい趣味活動を思う存分させています。できるだけ遊びに没頭できるにしていますが、本人が『やりたいこと』の中に、宿題やご飯、お風呂といった日常生活の『やるべきこと』を挟み込むのが地味に大変で…なかなか、スケジュール通りにはいかず、部屋もどんどん散らかるし(笑)“小さなイライラ”が心の中のコップにたまっていきます。

そして月に1回、その心のコップの容量が満杯になるときがあリまして(ホルモンバランスの影響ですが…)、そのときは怒りっぽくなっている上に“一粒の小さいイライラッ”が落ちるだけで、1カ月分ため込んだものが一気にあふれ出してしまうのです…」

Q.息子さんはそんな母に、どのように接しているのでしょうか。

母アパレルさん「自分でもいろいろと対処はしているつもりですが、こればかりはしばらく続くことだと思うので、息子には『お母さんは月に1回、どうしてもイライラを抑えきれない日がある。本当に申し訳ない』と伝えています。ですので、くどくどと怒っているときは『月1回の我慢できない怒りかな』と感じ取ってくれていると思います(きっと…そうだといいです…笑)」

Q.叱った後に行動を振り返って反省されていますが、なぜそうしようと思ったのですか。

母アパレルさん「意気消沈した表情でベッドに正座している息子の姿を見て、ハッとわれに返ったからです。息子はすぐに話に夢中になるので、毎週のようにおみそ汁をこぼしていました。それが何度か続いていて、心の中のイライラ貯蔵コップが満杯になっていたタイミングだったので、必要以上に怒ってしまいました。

しかし、振り返ってみて、『そういえば、こぼす前はワクワクする楽しい話をしていたな!』と思い出したのです」

Q.自分を客観的に見るために、何が必要でしょうか。

母アパレルさん「私も知りたいです! 投稿にも書いたのですが、怒っているときはこちらも視野が狭くなっているので“怒っている自分”を客観的に映し出してくれる鏡があればいいのになあと思っています。あとは、心の中のイライラ貯蔵コップが、バケツくらいの大きさになればいいなあと考えたりします…」

Q.今回は無事仲直りできましたが、いつもどのように仲直りをしていますか。

母アパレルさん「イライラ貯蔵コップがひっくり返ってしまったときは、冷静になったときに素直に謝ります。『あそこまで怒る必要はなかった』と伝えて、ギューさせてもらいます。息子が『自分も悪かった』と謝ってくれたりもして、子どもの方が大人だなと思うこともしばしばです」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

母アパレルさん「『おわんを変えてみては?』というコメントを頂き、目からうろこが落ちました。おわんは息子自ら『これすてき!』と選んだものでしたが、よくよく考えると大人用のものでした。『そりゃあ、子どもに取っては高すぎて腕が引っかかるよなあ』と初めて気付きました。

おみそ汁をこぼすことに頭を悩ませていたのに、おわんを選んだときの思い出があったので『おわんを変える』という発想が全くありませんでした。その後、子ども用のおわんに変えて、おみそ汁をこぼすことはなくなりました(笑)」

Q.この経験から学んだことを教えてください。

母アパレルさん「家庭の習慣はその家独自のもので、他の方から見たら不思議に思うこと、実は不便なことってたくさんあるのだろうなあと、この件を通して考えさせられました。それからというもの、これまで以上にお友達の家に遊びに行ったり、来てもらったりして、子どもと一緒に『それぞれの家庭に、いろいろなルールやさまざまな生活のアイデアがあること』を学ばせてもらおうとしています」

(オトナンサー編集部)

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