のど→どっこい 娘の昔の言い間違いをしつこくイジったら怒られた漫画 「かわいすぎる」
娘のかわいい“言い間違い”について描いた漫画が話題に。3歳の頃、「のどがかわいた」を「どっこいかわいた」と言い間違えていた娘ですが…。
娘のかわいい“言い間違い”について描いた漫画がSNS上で話題となっています。3歳の頃、「のどがかわいた」を「どっこいかわいた」と言い間違えていた娘。しかし、4歳になると正しく言えるようになり、母が「どっこい」と言うと…という内容で「癖になっちゃいますよね」「かわいすぎる」「懐かしいなあ」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
言い間違いを直さなかった理由は?
この漫画を描いたのは、イラストレーターのよこやまひろこ(ペンネーム)さん(42)です。インスタグラムやブログで漫画を発表する他、ウェブサイト「mamagirl」でも育児漫画を連載中です。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
よこやまさん「末娘が1歳の頃、子育てをしている中で『子どものやることって面白いな~かわいいな~』と思う瞬間がたくさんありました。そんなとき、インスタグラムで育児漫画がブームだと知り、私も写真や動画に残せなかった出来事を漫画で残せたらと思ったのがきっかけです」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
よこやまさん「『そういえば、こんな言い間違いしてたね』と後で懐かしく思い返すためでもありますが、『4歳も好きになってよ』という娘の一言が胸に刺さったので、それも忘れないように記録しておきたかったからです」
Q.言い間違いをあえて直さなかった理由を教えてください。
よこやまさん「きっと、もう少し大きくなったら自然と言えるようになるし、言い間違いがかわいい時期は今しかないので、あと少しでもかわいい言い間違いを聞いていたかった…というのが理由です」
Q.他のご家族も「どっこい」に乗っかかっていたのでしょうか。
よこやまさん「『どっこい』以外の言い間違いは他の家族もよく乗っかかっていますが、『どっこい』に関してはなぜか私だけでした。『どっこいかわいた~』と要求されるのが、私が一番多かったからかもしれません」
Q.「4歳も好きになって」と言われたときのお気持ちは。
よこやまさん「『もちろん、4歳だって好きに決まってるよー!』と思いました。でも、『大好きだった3歳のとき』という私の言い方のせいで、娘に一瞬でも『3歳のときの方がよかったのかな?』と思わせてしまった…本当にごめんねという気持ちになりました」
Q.まだ残っている、かわいい言い間違いはありますか。
よこやまさん「『テレビ』は言いにくいようで、いつも『テベリ』になってしまいます。言葉のどこかが反転してしまう言い間違いもよくあります。例えば、『お留守番』を『おするばん』、『ばんそうこう』を『ばんこうそう』など。
また、『妖怪ウォッチ』を『ようかいぼっち』と言うのでいつも、『独りぼっちの妖怪』を連想してしまいます。連想してしまう言い間違いつながりで、『イヤリング』のことを『ピアリング』という言い間違いをするのですが、『ピアスとイヤリングが一体化した画期的な新商品』を勝手に想像して楽しんでいます」
Q.言い間違いが減っていくのは、寂しいですか。
よこやまさん「成長はうれしいですが、『もう二度とその言い間違いは聞けないんだ…』と思うとやっぱり少し寂しいです」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
よこやまさん「皆さん、それぞれの言い間違いエピソードを教えてくださり、それを読みながらほっこり癒やされました。『言い間違い、かわいいですよね』と共感してくださる方が多かったです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
よこやまさん「今後も変わらず、子育て中の面白かった出来事や心に響いた出来事を発信していきたいと思っています。読んでくださった方がクスッと笑ってくださったり、ほっこりしてくださったり、日々の生活の中で一つの癒やしにしてくださったりしたら、うれしいです。
オリジナルグッズのデザインをすることが楽しくて、最近『BOOTH』という通販サイトにオンラインショップを開きました。何気ない日々にそっと花を添えるような、かわいいイラストグッズをデザインしたいです。また、『物語も絵も自分で作ったオリジナルの絵本を出版したい』という夢がずっとあったので、いつか実現できるように頑張ります!」
(オトナンサー編集部)
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