母子手帳と一緒にもらった“父手帳”を見た夫の反応描く漫画 「旦那さんかわいすぎ」
母子手帳をもらってきたときの出来事を描いた漫画が話題に。ある日、役所から母子手帳をもらってきた妊娠中の妻は夫に…。
母子手帳をもらってきたときの出来事を描いた漫画「父手帳」がSNS上で話題となっています。ある日、役所から母子手帳をもらってきた妊娠中の妻。夫に、「お父さん用」もあったのでもらってきたことを伝えると、夫は喜びますが…という内容で「すてきです」「旦那さんかわいすぎ」「父手帳なんてあるんですね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
「父手帳」ってどんな手帳?
この漫画を描いたのは、Taro(ペンネーム)さん(39)です。漫画家としてウェブ広告やパンフレットなどに漫画を描いています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
Taroさん「子どもの頃から何となく漫画のようなものを描いていましたが、本気で漫画家を目指したのは29歳のときです」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
Taroさん「主人が赤ちゃんを楽しみにしてくれているのが伝わったので、とてもうれしく、大事な思い出として記録しておきたいと思ったからです」
Q.「父手帳」があるんですね。母子手帳の内容とはかなり違うのでしょうか。
Taroさん「母子手帳は、妊娠中の経過や出産後の赤ちゃんの成長を詳しく記録できるようになっていますが、父手帳は先輩パパさんの子育てエピソードが書かれており、『父親として子育てで挑戦できたこと』を記録できるようになっています」
Q.この後、旦那さまのリアクションは。
Taroさん「主人は『いろいろ挑戦したいなあ』と言いながらページをめくっていましたが、生まれてから使える内容になっているので今は片付けてあります。私はインスタで『子を加えてあげて』というコメントをいくつか頂いたのでこっそり描き込み、主人が気付くのを待ってます」
Q.旦那さまは普段から、家事に協力的ですか。
Taroさん「協力的です。休日の洗濯干しは一緒にしてくれますし、食器洗いもよくしてくれます」
Q.旦那さまは32歳とのことですが、“年の差夫婦”ならではのエピソードがあれば教えてください。
Taroさん「主人の方が漫画やアニメなど昔はやったことに詳しくて、年が逆なんじゃないかと思うことが多いため、特にこれといったエピソードはありません…強いて言うなら、主人は、ポケベルにメッセージを送信するために公衆電話を連打している女子高生の姿を見たことがありません」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
Taroさん「父手帳の存在に驚いたというコメントをたくさん頂きました。落ち込む主人のために『子を描き加えてあげて』というコメントも頂きました。母子手帳しかない地域、父子手帳や親子手帳がある地域など、地域によって違いがあるようです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
Taroさん「家を建てたエピソードを紹介するブログを開設したいと思っています。また、ここ数年イベントに出展していないので、作品を増やしてまた出展したいですし、商業誌向けのストーリー漫画にも改めて挑戦したいです」
(オトナンサー編集部)
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