カボチャがスイカ? 夫婦で娘への理解度が試される“かるた”をした漫画 「やってみたい」
親子で「かるた」をして遊んだエピソードを描いた漫画が話題に。物の名前を覚えるために、ことばカードでかるた遊びをする親子でしたが…。
親子で「かるた」をして遊んだエピソードを描いた漫画がSNS上で話題となっています。物の名前を覚えるために、ことばカードでかるた遊びをする親子。ある日、娘が初めて読み手になりますが、出題の仕方が独特で…という内容で「やってみたい」「最高!」「頭の柔軟性が問われる(笑)」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
始まったきっかけは1歳半健診での指摘
この漫画を描いたのは、会社員のtaeko(ペンネーム)さん(36)です。インスタグラムで3歳の娘、0歳の息子の育児漫画を発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
taekoさん「漫画を描くのは小学生の頃から大好きでした。育児漫画を描くようになったのは、娘が生まれてから、どんどん忘れていく娘のしぐさや言動を少しでも描き留めていきたいと思ったことがきっかけです」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
taekoさん「あまりにも楽しかったので、『ねえねえ、聞いて!』と話したくて描きました」
Q.ことばカードでのかるた遊びは、どのような経緯で始まったのでしょうか。
taekoさん「1歳半健診で『物の名前に興味がない』『発語が少ない』と指摘され、これはまずいと思い、ことばカードを購入して、かるたのように遊んでいたのがきっかけです。いつもは大人が読み手になっています」
Q.お父さんは、何回くらいこの遊びに付き合っていたのでしょうか。
taekoさん「私が夕飯を準備している間に、多分5~6回は付き合っていたと思います」
Q.taecoさんは、このとき初めて参加したのですか。
taekoさん「娘が読み手側になったのはこの日が初めてでしたので、初参加です」
Q.最終的に、どちらの勝利だったのでしょうか。
taekoさん「お父さんの圧勝でした。ただ、娘が『おとーしゃん取りすぎー』と父の分を私にくれました(笑)」
Q.他に、解読が難しいカードはありましたか。
taekoさん「おえかき→クレヨン、えべれーたー→エスカレーター、かえるしゃん→エレベーター(エレベーターにカエルが乗っている絵だから)、じじにもらったやつ→ネックレス、おとーしゃんと同じやつ→ラッパ(父がトランペットを吹くから)、などがありました。今はほぼ間違えません。うれしいような、さみしいような」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
taekoさん「『私も挑戦したい!』『いいコミュニケーションになりそう』と言ってもらえてうれしかったです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
taekoさん「弟も生まれてますますにぎやかになったので、これからも子どたち(と時々、父)の日常を描いていきたいと思います。文字を読めるようになった子どもたちに、『なんでこんなこと描いたんだよー』と文句を言われる日が楽しみです。また、今後は出産時のことなど、少しだけ自分のことも描こうかなと思っています」
(オトナンサー編集部)
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