ブレーカーが落ちて…暗闇を怖がる弟に姉が取った行動描く漫画 「きょうだい愛に感動」
暗闇を怖がる弟を励ます姉の姿を描いた漫画が話題に。ある晩、間もなく4歳になる次女と1歳の長男がテレビを見ていると、電気のブレーカーが…。

暗闇を怖がる弟を励ます姉の姿を描いた漫画がSNS上で話題となっています。ある晩、間もなく4歳になる次女と1歳の長男がテレビを見ていると、電気のブレーカーがオフに。「子どもたちが怖がって泣いてしまう」と心配した母親は、慌ててスイッチを探しますが…という内容で、「泣いちゃった」「しっかりしたお姉ちゃん」「きょうだい愛に感動」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
中古一軒家のブレーカーが落ちてイライラ
この漫画を描いたのは、イラストレーターの白土ヒデミ(ペンネーム)さん(36)です。「ESSE online」で料理レポート漫画を連載中で、インスタグラムでは3人の子どもの育児漫画を発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
ヒデミさん「子どもたちのエネルギーに感化され、大学時代に目指していたイラストレーターの夢を再び追いかけてみようと思い、5年ほど前からインスタグラムに投稿を始めました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
ヒデミさん「中古の一軒家に引っ越したばかりの頃で、家のブレーカーが何度も何度も落ちてイライラしていました。そんな中、4歳の次女トコが1歳の長男ゴンにつぶやいていた言葉に心から救われました。その感動を残したくて漫画に描きました」
Q.それまでのトコちゃんは、ブレーカーが落ちると泣いてしまっていたのでしょうか。
ヒデミさん「泣いてました。その時は6歳の長女ネネがいて、次女と長男に同じセリフをつぶやいてくれていました」
Q.トコちゃんに「お姉さんらしさ」が見られるようになったのは、いつごろからですか。
ヒデミさん「弟が生まれて病院から自宅に戻った日から感じていました。今も長女が学校に行っている間は、お姉さんらしい姿を時折見せてくれます」
Q.このエピソードから約半年がたち、トコちゃんの“お姉さん”ぶりは。
ヒデミさん「基本的にマイペースな性格なのであまり変わらないですが、先日、ゴンが私に怒られて泣いていたら、ゴンの大好きなおもちゃを持ってきてさりげなく渡していました」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
ヒデミさん「感動して泣いてしまった、純粋さに胸を打たれたなどのコメントを頂きました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
ヒデミさん「3人の子どもたちと過ごせる時間は限られているので、一瞬一瞬の心動かされるエピソードを、読んだ人が前向きになれるよう私なりに伝えていきたいです。また、新たなテーマとしては、『ママ友付き合い』についてのお話を描いてみたいと思っています」
(オトナンサー編集部)
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