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子どもだけでなく…ママにも“自己肯定感”が必要と感じた漫画 「分かります」と反響

「自己肯定感」について描いた漫画が話題に。子どもの食事中の行動について自分の父親に相談した母親でしたが…。

「自己肯定感」について描いた漫画のカット=おいはる(oi_haru)さん提供
「自己肯定感」について描いた漫画のカット=おいはる(oi_haru)さん提供

「自己肯定感」について描いた漫画がSNS上で話題となっています。子どもの食事中の行動について自分の父親に相談した母親。すると、父親は「その状況ではベストな行動」と言ってくれますが…という内容で「分かります」「みんな頑張ってるんですよね」「毎日言われたい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

自分の育児を肯定してもらいたい

 この漫画を描いたのは、会社員のおいはる(ペンネーム)さん(33)です。4歳の息子と1歳の娘の育児で感じたことを漫画にして、インスタグラムで発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

おいはるさん「娘が生後2カ月ごろで、少しずつ育児に余裕が出てきたタイミングです。夫に『インスタで育児漫画を描いている人がたくさんいるから、やってみたら』と言われたのがきっかけです」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

おいはるさん「父に肯定してもらったことが思いのほかうれしくて、『自分の育児を肯定してもらいたい』と思っていることに気付かされました。ちょっとした発見だったので、『誰かに伝えたい』と急いで漫画にまとめました」

Q.子育てでは、ほかにどんなことに迷っていますか。

おいはるさん「下の子が生まれてからは、上の子の対応に迷うことが増えました。たとえば、上の子が下の子の体を押して泣かせたのでとっさに怒ったものの、実は下の子が上の子の遊びを邪魔していたことが原因だったので、止めるべきは下の子だった、など。日々いろいろな悩みを更新中です」

Q.ご両親やご家族によく悩みを相談されるのですか。

おいはるさん「はい。最近は娘がお米とのりしか食べないことを父に相談したら、『滋味深い組み合わせで日本人にとっては最高の食事だ』と言ってもらいました(笑)。

父に言われてうれしかった言葉はいろいろありますが、以前、娘が息子と遊んでいる最中に泣き出してしまい、すぐに娘のところに行けなかったとき、父が『お兄ちゃんが遊んでるのを歌って待っているなんて、いい子だ。おうた、じょんたこと~(上手だこと)』と言ってくれてホロリとしたことがあります」

Q.悩んでいるとき、どう言われるとうれしいですか。

おいはるさん「状況によって違うので一概には言えませんが、悩みながら実行したことについて『それでよかったと思うよ』と言われるとホッとします」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

おいはるさん「共感のコメントを頂きました。中には、『頑張ったから褒めてほしい』と旦那さんにストレートに要求される方もいて『なるほど!』と思いました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

おいはるさん「育児を通して自分が思ったこと、感じたことを、できるだけ具体的なエピソードを交えながら投稿していこうと思います」

(オトナンサー編集部)

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