抱っこは無理! 娘を怒りっぱなしだった一日を反省するママの漫画反響「涙が出ました」
娘を怒りっぱなしだった一日を描いた漫画が話題に。ティッシュを出して遊んだり、掃除機のコンセントを抜いたりする娘を叱る母親でしたが…。

娘を怒りっぱなしだった一日を描いた漫画がSNS上で話題となっています。ティッシュを出して遊んだり、掃除機のコンセントを抜いたりする娘を叱る母親。娘が寝た後、娘のおもちゃを見て…という内容で、「すごく分かります」「涙が出ました」「切なくなる」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
今しかない葛藤を忘れたくない
この漫画を描いたのは、育児休業中の主婦、芸子(ペンネーム)さんです。インスタグラムでは、育児漫画や自身のなれ初め漫画を発表しています。
Q.漫画を描き始めたきっかけは。
芸子さん「1秒前のことも忘れるくらい忙しい毎日で、あっという間に大きくなる娘の成長を忘れたくないと思い、元々好きだった絵で残し始めたのがきっかけです」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
芸子さん「このようなこみ上げる思いは、体験しないとなかなか味わえないものだと思います。今しか感じられない育児をする上での葛藤を忘れたらもったいないと思い、描きました」
Q.反省するのは、どのようなときが多いですか。
芸子さん「小さな靴下や小さな手、小さな背中を見たときです。『こんな小さな子のすることを、なぜこんなデカイおばさんが受けとめてあげられないんだ!』と反省します」
Q.育児をする上で、心がけていることはありますか。
芸子さん「“親になり過ぎない”ようにしています。ちょっとしたいたずらなどは一緒に笑いたいし、同じテンションで遊びたい。ただ、命に関わることや他人に迷惑がかかることをしたときは“親”としてしっかり叱ります。それ以外は、一緒に成長していこうねという気持ちで接しているつもりです。あくまで“つもり”ですが(笑)」
Q.育児漫画を発表することで、気付きや学びはありますか。
芸子さん「たくさんあります。共感してもらえるとこんなにうれしいんだとか、一人じゃないんだ、私だけじゃないんだとか。逆に、そういうものの見方もあるのかと気付かせてもらえることもあります。私生活では絶対に知り合えない人数の方にフォローしていただいているので、とても刺激があります」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
芸子さん「共感のお声を多く頂きました。“お母さんあるある”だったのだと思います。中には、『コードレス掃除機がいいですよ!』と具体的な打開策をくれる方もいました。それから、コードレス掃除機を導入しました(笑)」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
芸子さん「疲れたときに読んでも、クスっと笑えて元気が出るような漫画を発信していきたいです。実は、小学生時代の将来の夢が少女漫画家だったんです(笑)創作漫画などをこっそり描いてみようと思っています」
(オトナンサー編集部)
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