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将来の見えない女性に“今”見つめる意味を説く漫画反響「救われた」「大切なのは今」

将来について語り合う2人の女性を描いた漫画が話題に。将来が見えないと悩む女性に、もう一人の女性が「将来なんか見えっこない」と語り始め…。

漫画「将来の見えない不安に、惑わされぬよう。」のカット=藍にいな(@bekko_ame_)さん提供
漫画「将来の見えない不安に、惑わされぬよう。」のカット=藍にいな(@bekko_ame_)さん提供

 将来について語り合う2人の女性を描いた漫画「将来の見えない不安に、惑わされぬよう。」がSNS上で話題となっています。将来が見えないと悩む女性。すると、もう一人の女性が「将来なんか見えっこない」と語り始め…という内容で「気持ちが救われた」「大切なのは今」などの声が上がっています。作者に聞きました。

現在の積み重ねの先にある自分

 この漫画を描いたのは、藍にいな(ペンネーム)さんです。アニメーション作家として活動しながら漫画を描いています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

藍さん「小学生の頃から趣味で漫画を描いていましたが、現在のような形で漫画を描き始めたのは2年ほど前、『そういえば、私は言いたいことがたくさん頭の中にたまっているので、漫画に落とし込んでみたらどうか』と思い立ったのがきっかけです。漫画をツイッターに投稿すると、思わぬ反応をたくさん得られました。漫画を通じて、自分の頭の中だけで完結していたことが外に影響を与えられるのだと衝撃を覚えました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

藍さん「以前、フォロワーの方から『今の彼氏との未来が見えない』と相談を頂いたことがきっかけです。未来はいつでも見えないものだし、それは『未来が不安』なようでいて、実は『今の状態が不安』ということではないかと思い、漫画で表現しました」

Q.改めて、「将来」という言葉をどのように捉えていますか。

藍さん「今を積み重ねた先に待っている自分のことだと思います」

Q.「暗闇の中で光を探し続ける」「今そこに立つ自分を見つめる」という言葉が印象的でしたが、そのような考えに至ったきっかけは。

藍さん「私もよく『暗闇の中で光を探し続ける』状態になり、『自分の将来どうなるんだろう』と不安になることがあります。ただ、そういうときは大抵疲れていたり、精神状態が良くないときです。不安な自分を客観視した際に、『不安になったときは、つい将来の自分に目を向け、考えても仕方のないことに思考を巡らせてしまうけれど、本当に考えてあげるべきは今の自分』だと感じました」

Q.悩みを抱えている家族や知人がいたら、どのような言葉をかけたいですか。

藍さん「悩んでいるときは、あまり生産性のあることを考えられない状態になっているので、考えられる状態にするのが大切だと思います。悩み相談はあまり得意ではないのですが、『とりあえず休んで、心を健康にするのが大切だよ』と言いたいです」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

藍さん「『悩んでいたときに読んで救われた』など、読者の方々の大切な瞬間に響いたとのお声を頂くことが多く、励みになります。漫画を通じ、読者の心の一部に少しでも問いかけられたらうれしいです」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

藍さん「アニメーションでも、漫画と同じようにメッセージを届けることができたらいいなと思っています。アニメーションは音と動きが伴うので、漫画とはまた別のアプローチができるのではないかと模索しています」

(オトナンサー編集部)

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コメント

2件のコメント

  1. 素敵じゃん

  2. 行き当たりばったりでいい。
    そういうものです。運次第の要素が多い。
    なのに、思い通りに、計算通りに生きようとしている人が多過ぎます。
    結果、思い通りに行かなくて心を病んでしまう人が多いように思います。
    今を今考えられる範囲内で楽しむ事が大事だと思います。