自分を責めて…怒られることで失敗繰り返した経験描く漫画反響「自分だけじゃなかった」
怒られたことで失敗を繰り返してしまう経験を描いた漫画が話題に。仕事で怒られたときに頭が真っ白になるという男性。勤務後も気持ちを切り替えることができず…。

怒られたことで失敗を繰り返してしまう経験を描いた漫画「怒られるとポンコツになる」がSNS上で話題となっています。仕事で怒られたときに頭が真っ白になるという男性。勤務後も気持ちを切り替えることができず…という内容で「すごく分かる」「自分だけじゃなかった」「科学的に証明されている」などの声が上がっています。作者の男性に聞きました。
中古ブランド販売店で加工業務
この漫画を描いたのは、秋鹿えいと(ペンネーム)さん(23)です。アルバイトをしながら漫画家として活動しています。現在、ウェブメディア「アイスム」で漫画「黒猫のクロ」を連載中です。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
秋鹿さん「1年前から描き始めました。小学館の『月刊!スピリッツ』で連載中の漫画『映像研には手を出すな!』と出合ったことがきっかけです。当時はデザイナーを志していましたが夢が破れ、どん底の状態でした。そんなときにこの漫画に救われました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
秋鹿さん「アルバイト中『ここ1年ぐらい怒られたことないな。ミスもしなくなったな』とふと思ったことがきっかけです。思いついた瞬間に漫画の構成をメモしていました」
Q.前職、現職の仕事内容は。
秋鹿さん「前職は中古ブランド販売店で10カ月ほど働いていました。ブランド品の加工、接客、レジ、買い取り業務を行っていました。覚えることも多く、とても忙しかったです。現在は小売店舗で働いていますが、レジ打ちと品出しのみなので、前職よりも楽です。勤務して間もなく2年がたちます」
Q.前職で以前と同じミスをしたときの気持ちは。
秋鹿さん「ミスした瞬間、『な~に~? やっちまったな!』というお笑い芸人のクールポコ。さんの声が頭の中で流れます。数秒後にミスの現実を受け入れ、『報告するの嫌だな…前よりも怒られるだろうし』などと考え、脳が収縮するような感覚がありました。当時は怒られることばかり考えて、ミスの原因を考えられる状態ではありませんでした」
Q.当時を振り返って、ミスの原因は何だと思いますか。
秋鹿さん「やはり、怒られるプレッシャーやストレスから来るものだと思います。勤務期間中は休みの日もバイトのことを考えてしまい、全然休めた気がしませんでした。『休めないから疲れが残り、またミスをする』という悪循環が理由だと思います」
Q.プレッシャーがない方が漫画を描きやすいですか。
秋鹿さん「プレッシャーがない方が断然描きやすいです。昨年から連載のお仕事をさせていただいているのですが、『締め切り・報酬・掲載媒体のブランド』などが頭をよぎり、プレッシャーを感じて描くのがつらいときがあります。しかし、ツイッター向けの漫画は誰にも強制されませんし、報酬をもらっていない分、伸び伸びと描けます」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
秋鹿さん「『これ俺だ』『わかりみが深い』などの意見を頂いています」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
秋鹿さん「12ページほどの長いレポ漫画などを描いてみたいと思っています。ゆくゆくは漫画の書き下ろしなどにも挑戦してみたいですね」
(オトナンサー編集部)
典型的なダメな人ですねぇ。
怒られていないだけで、怒られないからミスをした事にも気づいていない。
「褒められて伸びるタイプなんです~♪」なんて言っちゃうモンスターの誕生です。
ミスをしなくなったのではなく
ミスに気付かなくなったなれの果て
こういうのってそもそもミスをしやすい複雑な業務内容が問題なんだよね。
ミスをした人間を叱るのは簡単なんだよ。
超絶迷惑な、開き直り発達障害の典型な気がするんだけど・・・
怒らなくてもいいどーでもいいことでマウント取りたがる管理職がいるのもまた事実
なんでも怒って事を荒立てたい人種はいるから一概にミスに気付かない成れの果てとか言えないよ
自分が標的になったらあっという間にポンコツになるか胃に穴が開くね