ホテルは私の城? 言動が並外れで予想できない母描く漫画反響「めちゃくちゃ面白い」
母親の日常の様子を描いた漫画が話題に。新聞を読んでいた母親ですが突然「植物状態になったら延命治療してほしい?」と父親に尋ね…。

母親の日常の様子を描いた漫画がSNS上で話題となっています。新聞を読んでいた母親。すると突然「植物状態になったら延命治療してほしい?」と父親に尋ね…という内容で、SNS上では「お母さんすごい」「めちゃくちゃ面白い」「元気をくれてありがとう」「現代のオタクにも通じる濃さ」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
驚くことも多いが、笑顔にさせられる
この漫画を描いたのは、漫画家の並庭マチコ(ペンネーム)さんです。2017年に出版社が主催する漫画賞を受賞し、デビューしました。現在、ギャグ漫画や実録漫画を制作しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
並庭さん「小学生くらいの頃から描いていました。そもそも絵が好きだったことと、空想が好きだったことがきっかけだと思います」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
並庭さん「以前、軽い気持ちで姉の実録漫画を描き、ツイッターで発表したところ反響を頂きました。そこで、母のことも漫画に描いてみようと思いました」
Q.失礼ですが、漫画で描かれている内容はすべて実話でしょうか。
並庭さん「はい、すべて実際に起きた出来事を描いています。もともと『母のちょっと変な言動あるある』というレベルで意識していたため、漫画を発表した当初は、母の言動をそこまで面白がられるとは予想していませんでした」
Q.お母さまは、どのようにして英語力を身に付けたのでしょうか。
並庭さん「若い頃から学校で外国語を専門に学んでいました。今でも、ラジオなどで勉強し続けています。中学時代にビートルズのポール・マッカートニーのファンになったのがきっかけですが、英語を学ぶこと自体、次第に好きになっていったみたいです」
Q.お母さまの言動について、ご家族はどのように感じていますか。
並庭さん「驚かされたり、リアクションしづらかったりすることも多いですが、楽しくて笑顔にさせてもらっています」
Q.漫画について、読者からどのような意見が寄せられていますか。
並庭さん「『また読みたい』というお言葉をたくさん頂きました。母の言動については、『面白い』『かわいい』以外に『分かる』といった共感のお言葉も頂きます」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
並庭さん「今まで、ずっとフィクション漫画を描いていたので実録漫画を本格的に描く予定はありませんでした。今回、多くの人に漫画を気に入っていただけたので、実録漫画もコンスタントに発表できるよう取り組んでいく予定です」
(オトナンサー編集部)
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