オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

音楽が流れるとママをダンスに誘う娘描く漫画反響「子どもに『疲れた』は通用しない」

娘とダンスをしたエピソードを描いた漫画が話題に。ラジオから音楽が流れると、『一緒に踊ろう』と母を誘う娘でしたが…。

娘とのダンスについて描いた漫画のカット=きたあかり(kita.acari)さん提供
娘とのダンスについて描いた漫画のカット=きたあかり(kita.acari)さん提供

 娘とダンスをしたエピソードを描いた漫画がSNS上で話題となっています。ラジオから音楽が流れると、『一緒に踊ろう』と母を誘う娘。最初は“王子様”のような言葉で母を喜ばせますが…という内容で「癒やしとスパルタが同時にきてる」「子どもに『疲れた』は通用しませんね」「私も一緒に踊ってみます」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

延々15分、最後は酔って吐きそうに…

 この漫画を描いたのは、きたあかり(ペンネーム)さんです。現在は育休中の主婦で、インスタグラムのほか、「ウーマンエキサイト」「レタスクラブニュース」などのサイトでコミックエッセイを連載しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

きたあかりさん「子どもが生後2カ月でまだあまり外出できなかった頃、インスタで育児漫画がはやっているという記事を見つけ、読んでいるうちに描きたくなって…という感じでした。大人との会話に飢えていたので、同じ月齢の子を持つママと交流するも楽しそうだなと。

一応デザイン系の仕事に就いているのですが、本当に絵が下手くそで。『子どもの絵日記であれば、楽しく絵の練習をし続けられるかも』との思いもありました。もうすぐ3年目になりますが、まだ楽しいです」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

きたあかりさん「いつも『その日の出来事の中で一番面白かったこと』か『覚えておきたいこと』を残すようにしています。この作品は後者だったので、漫画にしてみました」

Q.「王子様のような事」はどこで覚えたのでしょうか。

きたあかりさん「普段はどこかで聞いたセリフを組み合わせておしゃべりすることが多いのですが、この時は完全に子どものオリジナルだったので、『アンタ、そんなロマンチックなこと言ってくれるの!』と驚きました。よく男の子は小さな彼氏のようといいますが、女の子もだなと感じました」

Q.ダンスは、だいたい何分くらい続いてのでしょうか。

きたあかりさん「15分ほどです。ネットラジオのプレイリスト再生だったので、一曲終わってもまた延々と次の曲(笑)。子どもは私の方を向いているので上を向きながらですが、私は下を向きながらずーっと回り続けるので、最後は酔って吐きそうでした」

Q.子育てエピソードを漫画にすることで、変化はありましたか。

きたあかりさん「元々薄暗い感じの人間なのですが、毎日『面白おかしく、くだらなく』と日常を切り取り続けていると、自分の笑いの沸点が下がってくるというか、本当にどうでもいいことで吹き出すことが増えたのが大きな変化でした。

子どもの存在がもちろん大きいのですが、写真や絵のように、同じ現象でも切り取り方や見る角度によって日常を面白く感じられるんだなと思いました」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

きたあかりさん「『うちもやります』『舞踏会なのか武闘会なのか』などです(笑)『うちだけじゃないんだ』とホッとしたり、『その発想はなかった』とコメント欄で笑わせてもらえたりするのも、インスタで漫画を描いていてうれしいところです」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

きたあかりさん「今のところ、子ども自身も自分の育児絵日記を楽しみにしてくれているので、当分は初心に戻って日常の記録を細々とつけていきたいと考えています。それで、どこかの誰かがフフッと笑ってくれたらうれしいです。ずっとわが家のことを描いているので、他の人のエピソードを漫画化してみたいと思うことがあります。コマ割りの漫画も描いたことがないので、いつかやってみたいです」

(オトナンサー編集部)

1 2

きたあかり

主婦

インスタグラム(https://www.instagram.com/kita.acari/)で育児漫画を発表。「ウーマンエキサイト」(https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1548604807236/)、「コモドライフ」(※2019年2月まで)(https://comodo.life/everyday/article-592.html)、「レタスクラブニュース」(https://www.lettuceclub.net/weblettuce/article/176686/)、「ゼクシィbabyみんなの体験記」(https://akasugu.fcart.jp/taikenki/entry/2018/06/13/special1832)でコミックエッセイ連載中。第2回さっぽろ絵本グランプリで準グランプリ。第3回さっぽろ絵本グランプリでも入賞。

コメント