ひ孫を見せたかった…大好きだった祖母との思い出を漫画に 「涙が止まらない」と反響
おばあちゃんとの大切な思い出について描いた漫画が話題に。小さい頃、母にけなされるとかばってくれ、電話をかけると「ありがとう」と言ってくれたおばあちゃんに、ひ孫の顔を…。
おばあちゃんとの大切な思い出について描いた漫画「私のおばあちゃん」がSNS上で話題となっています。小さい頃、母にけなされるとかばってくれ、電話をかけると「ありがとう」と言ってくれたおばあちゃんに、ひ孫の顔を見せようとしますが…という内容で、「涙が止まらない」「すてきなお話」「祖母を思い出した」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
忘れたくない、おばあちゃんの思い出
この漫画を描いたのは、ぴまるママ(ペンネーム)さんです。イラストレーターとして活躍しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
ぴまるママさん「娘が2歳になった2017年夏ごろから描き始めました。出産前はキラキラしたイメージのあった育児ですが、実際は大変でしんどいことが多かったです。しんどいだけで終わらせたくないので、漫画として残したいと思ったのがきっかけです」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
ぴまるママさん「大好きだったおばあちゃんが亡くなって1年半。少しずつおばあちゃんがいないことを受け入れられるようになりました。おばあちゃんとの思い出を忘れたくなくて、描き残しておこうと思いました」
Q.おばあちゃんは誰に対しても優しかったのですか。
ぴまるママさん「誰に対しても優しく、感謝の気持ちを忘れない、素晴らしい人でした。いつまでも私の憧れの存在です」
Q.おばあちゃんとは、よく電話で話していたのですか。
ぴまるママさん「電話は頻繁にかけていました。漫画にも描きましたが、『声が聞けてうれしい』『いつも思っているよ』『電話をくれてありがとう』と優しい言葉をかけてくれました」
Q.ぴまるママさんが、おばあちゃんから一番影響を受けたことは。
ぴまるママさん「結婚直後、おばあちゃんが『家族を大切にしなさい』と私に熱く語ってくれたことがあり、そのとき既に認知症が進んでいたのですが、それでも私に人への愛を伝え続けてくれました。おばあちゃんからもらった愛情を夫と娘に注いで、家族を大切にしたいと思っています」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
ぴまるママさん「『すてきなおばあちゃんですね』『おばあちゃんはお空から見守ってくれてますよ』というお声をたくさんかけてもらい励まされました。『私もおばあちゃんのことを思い出しました』というお言葉もたくさん頂けたので、誰かがおばあちゃんを思うきっかけになれたことがうれしいです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
ぴまるママさん「最近、思いを込めて絵本を描いたので、出版できればと思っています。また、普段描いている育児漫画も描きためて、いつか出版できればと思ったり、『義父が苦手』という漫画も描いているのでドラマ化されてほしかったり…。野望はたくさんあります」
(オトナンサー編集部)
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