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今思うと理不尽すぎる…実は多い「ブラック校則」を経験した人たち SNS「休日も制服着用」「ハサミで強制カット」衝撃エピ続々

多くの学校で定められている「校則」。しかし中には「理不尽」としか言いようがない、いわゆる「ブラック校則」も少なくありません。SNSなどでも多くの衝撃的な「ブラック校則」体験談が相次いでいます。

「ブラック校則」あなたの学校にもあった?
「ブラック校則」あなたの学校にもあった?

 児童や生徒が守るべき学習上・生活上の規律として、各学校で定められている「校則」。しかし、中には理不尽としか思えない「ブラック校則」もかつては少なくありませんでした。

「校門で先生にあいさつしてから、教室に着くまでの間…」

 実際にブラック校則を経験した人の多くがまず思い出すのが、髪形や髪色についてのルール。SNSなどでは「野球部以外でも『男子は坊主』、『女子は肩より伸ばすな』という学校だった」「前髪はオンザ眉毛で、少しでもかかっていたら先生がハサミで強制カット」などの声が寄せられていました。

 さらに「自毛なのに茶色っぽいと問答無用で黒に染髪された」という体験談も。生まれつきの髪色すらNGの学校もある中、一部には髪を染めたり、パーマをかけたりしていないことを確認する「地毛証明書」の提出があればOKだったというパターンもあります。

 髪形と同様に厳しかったのが、服装に関する指定。「靴下や下着は白色のみ」「防寒着は学校指定のもの以外は着用禁止」というケースも少なくないようです。寒い日でも、コートどころかマフラーも使用禁止の学校もあったようですが、これについては「昔、マフラーで首が絞まる事故があったみたい」「自転車でマフラーを巻くのは危ないと思う」など、納得する声も一部上がっていました。

 その他、ブラック校則で耳にすることが多いのが部活動関係。「運動苦手なのに強制参加でつらかったなぁ」「今では考えられないけど、部活動中の水分補給はどの学校も禁止だった」といった経験談も。体調より根性を優先するような雰囲気が、当時の教育現場には根強く残っていたことがうかがえます。

 学校生活以外の場面でも、自由を制限するブラック校則は少なくありません。「放課後のコンビニ立ち寄りや買い食い禁止」「休日の外出時でも制服着用必須」など、校外に出ても監視されている気分になってしまいそうな規則が挙げられていました。

 さらに細かい部分にまでブラック校則の影響が及んでいた例も。「校門で先生にあいさつしてから、教室に着くまでの間や廊下・教室での私語厳禁」「一人の校則違反は連帯責任扱いで、班やクラス全員が叱られた」など、息苦しさを感じさせる衝撃的な決まりも多かったようです。誰か一人のミスで無関係な周囲まで罰を受けるルールは、理不尽としか言えません。「連帯責任が原因で、生徒同士もぎくしゃくしていた」という声も聞かれました。

 現在は多様性を尊重する考え方が広がり、全国で見直しが進んでいる「ブラック校則」。現代の学生たちには、理不尽なルールに縛られず自由に学校生活を楽しんでもらいたいですね。

 あなたが通っていた学校にも、理不尽な「ブラック校則」ありましたか?

(オトナンサー編集部)

【画像】「経験者は語る……」→これが実際にあった《ブラック校則》の数々です…!

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