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【終活】で「最初に取り組みたいこと」ランキング 3位「遺言の作成」2位「デジタルデータを整理」…1位は“ハードルが低く実行しやすい”こと

AlbaLinkが「終活への取り組み」について公開しました。…1位は?

「終活で最初に取り組みたいこと」1位は?
「終活で最初に取り組みたいこと」1位は?

「空き家買取隊」を運営しているAlbaLink(東京都江東区)が、「終活への取り組み」についての調査を実施。その結果をランキング形式で紹介しています。

 調査は3月26日から4月1日、30代以上の男女を対象にインターネットで実施されました。計500人(女性348人/男性152人)から有効回答を得ています。

2位は「困ったという話を聞いた」から

 全回答者に聞いた「終活で最初に取り組みたいこと」の3位は「遺言を作成する」(14.0%)でした。財産の有無にかかわらず、自分の意思を明確に残す手段としても遺言が重要視されています。回答者からは「財産でもめてほしくない。自分の納得する形で相続してほしいから」(30代女性)、「遺産の有無にかかわらず、自分の考えを残しておくのは重要だと思うから」(30代男性)、「自分の意思を明確に伝えることで、遺産分配に関する親族間のトラブルを未然に防ぎたいからです」(40代男性)といった声が寄せられたとのことです。

 2位には「デジタルデータを整理する」(18.0%)がランクイン。複数のオンラインサービスやアプリに登録している人も多く、早めに手をつけたいという意見があり、回答では「使用していないデータも含めて多くのデータがあり、早い段階から取り組まないと終わらないと思うから」(30代男性)、「知人の配偶者が病気で亡くなったとき、仕事とプライベートで使用していたパソコンの中のデータを、どこまで整理していいのか困ったという話を聞いたので」(40代女性)、「私の恥ずかしい過去を消しておきたい」(50代女性)といったコメントがあったということです。

 そして、1位は「私物を整理する」(47.8%)でした。終活の中でも比較的に心理的なハードルが低く、実行に移しやすいため、多くの人にとって「最初の一歩」となっているようで、「面倒な手続きや準備を必要とせず、すぐに始められるから」(30代女性)、「片付けをする子どもたちの負担を、できるだけ軽くするため」(50代女性)、「不用品の廃棄対象は、本人が判断しないと難しいと思います」(60代以上男性)などの回答が集まったとのことです。

 調査結果を受け、同社は「自分の持ち物や自分に関する情報の整理を優先する人が多くなりました。デジタルも含めて、広義での『身の回りの片付け』が、終活の第一歩と言えます。また『デジタルデータの整理』『パスワードの整理』などは、インターネットが発達した現代ならではの終活だと考えられます」とコメントしています。

(オトナンサー編集部)

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