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男女440人が回答した「推し」ジャンル 3位「アイドル」、2位「アーティスト」…1位は? お金をかけている費目も

総合保険サイト「ナビナビ保険」を運営するエイチームフィナジーが、男女約450人を対象に「推し活にかけるお金と節約に関する意識調査」を実施。その結果を公表しました。

最も多かった「推し」ジャンルは?
最も多かった「推し」ジャンルは?

 アイドルやゲームなど、自分にとって特別な人や物を応援する「推し活」がブームとなっています。そんな中、総合保険サイト「ナビナビ保険」を運営するエイチームフィナジー(大阪市)が、男女約450人を対象に「推し活にかけるお金と節約に関する意識調査」を実施。その結果を公表しました。

出費に負担を感じている人が4割

 調査は2022年12月21日から同月23日にかけて、15歳以上75歳未満の男女444人を対象にネット上で実施。

 まず、「推し」と呼べる存在がいくつあるか聞いたところ、最も多かったのは「1つ」(25.2%)で、「3つ」(22.7%)、「2つ」(19.4%)と続きました。

 次に「あなたの『推し』のジャンルを教えてください」と、複数回答形式で質問しました。「アニメ・漫画」(41.2%)が最も多く、「アーティスト」(36.5%)、「アイドル」(35.8%)と続いています。アニメ・漫画は幅広い世代で親しまれる傾向にあり、ファンになる人も多いのかもしれません。

 1カ月当たりの推し活に使う金額について聞いたところ、最も多かったのは「5000円未満」(39.9%)で、「お金はかけていない」(32.9%)、「5000円以上1万円未満」(9.7%)と続いています。

 一方、推し活による出費を負担に感じているかどうかを聞くと、結果が分かれました。最も多かったのは「負担には感じていない」(29.2%)でしたが、以降は「どちらかというと負担に感じている」(28.9%)、「どちらかというと負担に感じていない」(28.2%)、「非常に負担に感じている」(12.0%)、「わからない」(1.7%)と続いています。負担に感じていない人が約6割でしたが、負担に感じている人が多いのも分かります。

 この結果について、エイチームフィナジーは「出費を負担に感じている人は、自分が何にお金を使っているのかを把握することや、衝動的に推し活にお金を使い過ぎないことがお勧めです」などとコメントしています。

 推し活費用を節約するために工夫していることについて、複数回答形式で聞きました。「月に使って良い金額の上限を決めている」(39.4%)が最も多く、「遠征の際の宿泊費や交通費を抑える」(25.7%)、「極力おうちでできる推し活をしている」(19.0%)と続きました。一方、約3割の人が「特に工夫していることはない」(29.9%)と回答しています。

「推し活にかける費用を捻出するために他の何かを節約しているか」と複数回答形式で聞いたところ、最も多かったのは「節約しているものはない」(39.4%)で、「食費」(27.1%)、「交通費」(19.7%)と続いています。

 最後に、推し活で最もお金をかけていることについて聞きました。「グッズ費」(40.5%)が最多で、「イベント費」(20.4%)、「ファンクラブ会費」(8.5%)と続きました。

「推し活に金額をかければかけるほど推し活は充実すると思うか」という質問に対しては、「グッズ費」や「プレゼント費」、「広告費」、「投げ銭費」に使用している人は「非常にそう思う」「どちらかというとそう思う」と回答した人が多かった一方、「ファンクラブ会費」「オフ会費」といった、特定のコミュニティーを中心に推し活の費用を使っている人は「どちらかというとそう思わない」「そう思わない」と回答する傾向にあることが分かりました。

(オトナンサー編集部)

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