1位は「4万円」! 小田急線沿線の「家賃相場が安い駅」ランキング発表 新宿まで好アクセスの駅も続々
リクルートが、小田急線沿線の「家賃相場が安い駅」ランキングを発表。1位に選ばれた駅の家賃相場は「4万円」です。
リクルート(東京都千代田区)が運営するニュースサイト「SUUMOジャーナル」が、都心部からベッドタウン、海辺の街まで計70駅を抱える小田急線沿線の「家賃相場が安い駅ランキング 2022年版」を発表しました。
「silent」で話題の「世田谷代田駅」は63位
対象となる駅は、不動産サイト「SUUMO」に掲載されている小田急線3路線の駅(掲載物件が11件以上ある駅に限る)。対象物件は、駅徒歩15分以内のシングル向け賃貸物件(10平米以上~40平米未満、ワンルーム・1K・1DK。定期借家を除く)。データ抽出期間は2022年7月〜9月で、同期間に掲載された賃貸物件の管理費を含む月額賃料から中央値を算出しています(3~18万円で設定)。
3位は小田急線「玉川学園前駅」(東京都町田市)。家賃相場は4万4000円です。通勤準急や各駅停車で新百合ヶ丘駅に行き、通勤急行や快速急行に乗り換えると新宿駅まで40分前後で行くことができます。また、新百合ヶ丘駅や、逆方面に1駅目の町田駅は大型商業施設が充実しており、ショッピングに出掛けやすい立地です。
駅の南口側には飲食店やドラッグストアの入った商業施設があり、隣にはスーパーもあります。駅前にもチェーン系の飲食店があるので、忙しい日などの夕食にも困りません。北口側にもスーパーや飲食店が点在し、線路に沿うようにして商店街が続いています。また、駅北東部には部から大学院まで抱える玉川学園の広大な敷地が。学園都市として形成された駅周辺は文教地区に指定されており、落ち着きのある街で暮らしたい人にもうってつけといえそうです。
2位には、小田原線「鶴巻温泉駅」(神奈川県秦野市)がランクイン。家賃相場は4万3500円です。新宿駅まで快速急行で約1時間10分、反対方面の終点でもある小田原駅までは急行で約28分で行けます。北口側には温泉宿2軒に加え、日帰り温泉施設1軒があり、日帰り温泉施設は市営で市内在住・在勤だと割安で利用可能。駅から徒歩10分圏内には住宅の合間にスーパーやドラッグストア、コンビニ、飲食店が点在しており、日常の買い物には困らない環境です。
そして、1位となったのは小田原線「座間駅」(神奈川県座間市)でした。家賃相場は4万円です。各駅停車と快速急行を乗り継ぎ、新宿駅までは50分前後で行けます。タクシー乗り場や駅前広場がある東口側には「小田急マルシェ」の建物が2棟あり、スーパーやドラッグストア、ベーカリー、歯科医院が入っています。その北側に建つのは、かつての小田急電鉄社宅をリノベーションした賃貸用の駅前団地「ホシノタニ団地」。ウッドデッキのテラスや芝生広場を設けた開放的な造りで、団地1階部分にあるカフェ&ランドリーはビジターも利用可能です。
同駅の西口側には住宅の他に小学校や高校があり、10分ほど歩いた県道51号・町田厚木線周辺にはスーパーやディスカウントストアもあります。さらに、駅から徒歩約15分のJR相模線・入谷駅から電車で南下すると、約30分で「茅ケ崎駅」に行くことができるため、休日に海辺で遊びたいときも便利なロケーションといえそうです。
なお、同調査で最も家賃相場が高かったのは「新宿駅」で、12万6000円でした。その他、主な駅の家賃相場は「新百合ヶ丘駅」が6万7000円(51位)、「登戸駅」が6万8000円(52位)、「下北沢駅」が8万7800円(64位)、「代々木上原駅」が9万9000円(66位)。話題の連続ドラマ「silent」(フジテレビ系)のロケ地として脚光を浴びている「世田谷代田駅」は8万4000円(63位)でした。
(オトナンサー編集部)
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