柴咲コウの“小悪魔”演技が魅力! 「インビジブル」で生み出すコントラスト
冷淡? 温情? キリコのギャップがコントラストを生み出す

クールビューティーでありながら、小悪魔的な要素を持ったキリコ。劇中で見せるキリコの表情は、謎めいていながらも多様でした。序盤でのキリコは常に飄々(ひょうひょう)とした態度で、クールなイメージを持たせていました。しかし、4話以降から少しずつ表情や態度にブレが生じてきました。
4話では、キリコと志村がクリミナルズに関わる窃盗団「モンキーズ」と接触します。ラストでは、モンキーズに逃げられてしまい、「いい加減、出てきなよ!」と視線を尖らせるなど、これまでとは明らかに違う表情を見せました。
その背景には、犯罪コーディネーターから“殺人コーディネーター”になり下がってしまった弟・キリヒト(永山絢斗さん)の暴走を止めるという目的があったのです。
バラエティー番組などで、落ち着いて話したり、屈託のない笑顔を見せる柴咲さんが、クールビューティーな上、何を考えているのか読ませない雰囲気、刑事たちを振り回したり手玉に取る小悪魔的なキリコを演じるからこそ、独特の魅力を放つキャラクターに昇華させてきたのではないでしょうか。
そして、冷淡である一方、家族を救おうとする人情味も併せ持ったキリコのギャップが絶妙なコントラストを生み出し、ドラマの面白さを増幅させているのかもしれません。
5月27日放送の第7話では、キリコが志村と、キリヒトの暴走を阻止しようと本格的に始動。今後もさらなるジェットコースターストーリーに仕上がっているのでしょうか。1秒たりとも目が離せなくなりそうです。
(ライター 北村有)
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