「アトムの童」山崎賢人 視聴者の心を打つ「目」と「表情」のギャップ
TBS系「日曜劇場」枠(毎週日曜 午後9時)で放送中のドラマ「アトムの童(こ)」で好演を見せている山崎賢人さん。SNSで話題になっている、山崎さんの演技に迫ります。
俳優の山崎賢人(崎は正しくはたつざき)さんが主演を務めるTBS系「日曜劇場」枠(毎週日曜 午後9時)で放送中のドラマ「アトムの童(こ)」。今作が「日曜劇場」初主演の山崎さんは、天才ゲームクリエーター・安積那由他(あづみ・なゆた)を演じており、SNSでは、山崎さんの目や表情の演技を絶賛する声が多数上がるなどし、話題になっています。
“ゲームクリエーター”山崎賢人、目に輝きを取り戻す繊細な演技
「アトムの童」は、山崎さん演じる那由他が、倒産危機の老舗おもちゃメーカー「アトム玩具」社長の娘・海(岸井ゆきのさん)らと手を組み、ゲーム業界の大手IT企業「SAGAS」に立ち向かいながら成長していく姿を描いています。
第1話では、那由他と、「SAGAS」の社長・興津晃彦(オダギリジョーさん)との確執が描かれました。2016年当時、那由他は、菅生隼人(松下洸平さん)、緒方公哉(柳俊太郎さん)という希望に満ちあふれた若者3人でゲーム「ダウンウェル」を開発しましたが、興津によって未来が絶たれました。そして現代の2022年の那由他は生涯ゲーム業界には戻らない決意を固めていました。そんななか、「アトム玩具」の社長や海らと出会い、再びゲーム制作への情熱を取り戻していく……という展開でした。
現代の那由他はさえない表情で目には輝きもありませんでした。しかし、6年前の姿では目に生気が感じられ、生き生きとした表情で、ゲームの話になると多弁になったりと、ギャップを見せました。
また、海に出会ってから、再びゲームコントローラーを握り、画面と対峙(たいじ)するシーンでは、みるみるうちに目に輝きを取り戻していく丁寧な演技も見せるなど、目の輝きと暗さで、一人のなかに渦巻く心境の変化を鮮烈に表現していました。
同じ人物でも全く違う心境を演じる山崎さんの演技には、SNSでも「目が別人のよう!」「表情がイケメンに変わった!」「表情良すぎ!」と賑わせるほどでした。
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