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月9、大河、紅白…俳優・大泉洋が最強の“モテ役者”となったワケ

ヒロインが伸び伸びと演じられる

 さて、新たに始まる「元彼の遺言状」は綾瀬はるかさんが主役で、大泉さんはその相棒的存在。こうしたシチュエーションにおいても、彼には定評があります。

 女性主人公が頑張る作品において、その「ゆるキャラ」性がほど良い脱力感をもたらし、ヒロインが伸び伸びと演じられるからです。篠原涼子さんの代表作「ハケンの品格」(日本テレビ系)がまさにそうでした。

 また、2006年にアニメ映画「ブレイブ ストーリー」で松たか子さんらとともに声優を務めた際には、舞台あいさつでの発言が話題に。「もう映画は見ましたか?」という質問に「たか子と一緒に見ました。幸四郎が横からうるさかったよね」とボケたことが誤解され、熱愛がうわさされたりしました。

 とはいえ、その後、松さんとはドラマ「ノーサイド・ゲーム」(TBS系)で夫婦役もやっていますし、何よりこうした発言をしても大目に見てもらえるところが「ゆるキャラ」系役者のおいしいところ。「元彼の遺言状」の番宣トークでも、何か飛び出すかもしれません。

 いまや最強の“モテ役者”となった大泉さんの快進撃はどこまで続くのか。いや、ここはそのイメージ通り、ゆるーく楽しませてもらうとしましょう。

(作家・芸能評論家 宝泉薫)

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宝泉薫(ほうせん・かおる)

作家、芸能評論家

1964年岐阜県生まれ。岩手県在住。早大除籍後「よい子の歌謡曲」「週刊明星」「宝島30」「噂の真相」「サイゾー」などに執筆する。近著に「平成の死 追悼は生きる糧」(KKベストセラーズ)、「平成『一発屋』見聞録」(言視舎)、「あのアイドルがなぜヌードに」(文春ムック)など。

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