大きくなったら何になりたいの? 娘からの思いがけない質問に絞り出した母の答え…「何歳になっても目標を持っていたい」
娘からの質問に困ったエピソードを描いた漫画が話題に。娘から「お母さんは大きくなったら何になりたいの?」と質問され、それを聞いた母は…。

娘からの質問に困ったエピソードを描いた漫画が、SNS上で1900を超える「いいね」を集め話題となっています。「大きくなったらおもちゃのお医者さんになりたい」と話す6歳の娘に「すてきな夢だね」と答えた母。すると娘から「お母さんは大きくなったら何になりたいの?」と質問され、それを聞いた母は…という内容で「分かります!」「返答に困りますね」「何歳になっても目標を持っていたい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
励まされた気持ちに
この漫画を描いたのは、グラフィックデザイナーのやまぎし みゆき(ペンネーム)さんです。6歳の長女・ちーちゃんと、3歳の次女・はるちゃんの育児漫画をインスタグラムとブログで発表しています。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
やまぎしさん「もう自分では『将来』の部分に属しているつもりだったのですが、娘にこの質問をされたときに、半分は『今、これでいいのかな』と不安になりつつ、もう半分は『まだいろいろなことができる』と励まされた気持ちになりました。なかなか鋭く、心に残る質問だったので、備忘録的に描きました」
Q.娘さんに「応援してるね!」と言われたとき、どのような気持ちでしたか。
やまぎしさん「普段、娘には大きな夢を持ってほしいと思っているのに、私は思いつきの答えしか言えず、心苦しくなりました(笑)」
Q.このエピソードを家族と共有しましたか。
やまぎしさん「夫には話をしました。『将来の夢を聞かれると、何て答えたらいいか分かんなくなるよ~』と。夫が娘に聞かれたときは『娘ちゃんたちが幸せになってくれたらいいよ』と答えていました」
Q.やまぎしさんが、子どものときの将来の夢は何でしたか。
やまぎしさん「幼い頃は、母の影響で看護師になりたかったです。その後、ファッションデザイナーやジュエリーデザイナー、ハーレーの整備士、日本語教師などなど…ブレブレな感じで今に至ります」
Q.このあと改めて、今後のことを考えるようになりましたか。
やまぎしさん「目標を持って生活しようと、意識するようになりました。無謀でも、夢見ることはタダなので! 今はまず、画力を上げるために基礎をやり直そうと絵の練習をしています」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
やまぎしさん「『難しい質問ですよね』『分かります!』と言ってくださった方が多かったです。ご自分の夢を答えてくださった方の中には『大富豪』という猛者もいて、笑ってしまいましたが間違いないなと思いました。
『みんなで旅行』『大人になった子どもとお酒を飲む』というすてきな答えもあり、読んでいて楽しくなりました」
Q.現在、取り組んでいる創作活動は。
やまぎしさん「ブログを始めたのですが、繁忙期でなかなか更新できずにいます…。4月になったら、続きを描くことに燃えております!」
(オトナンサー編集部)
コメント