家じゃ食べない料理なのに調理実習の試食は“おいしかった”と話す娘、理由が的確すぎて納得
娘と調理実習について話したときの出来事を描いた漫画が話題に。調理実習で作って食べた青菜のおひたしが「おいしかった」と話す娘。なぜおいしかったのか聞くと…。

娘と調理実習について話したときの出来事を描いた漫画「家庭科の調理実習の試食が美味しい理由」がSNS上で話題となっています。調理実習で作って食べた青菜のおひたしが「すっごくおいしかったの」と話す小学5年生の娘。家では苦手で食べない料理なのに、なぜおいしかったのか聞くと…という内容です。作者の女性に聞きました。
自分の調理実習の思い出がよみがえり…
この漫画を描いたのは、ブロガーとして活躍している龍たまこ(ペンネーム)さん(39)です。これまでに「母親だから当たり前?」(KADOKAWA)などの作品を手がけています。2015年ごろから、ブログで4コマ漫画を発表し始め、現在はインスタグラムやブログ「新・規格外でもいいじゃない!!」で日常のことを描いた漫画をほぼ毎日更新しています。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
龍たまこさん「娘が目をキラキラさせて、調理実習の話をしてくれるので『調理実習の試食って、そういえば、普段以上においしく感じたなあ…』と自分のことも重なって懐かしく思ったのがきっかけです」
Q.この後、調理実習で作った料理をおうちでも食べるようになりましたか。
龍たまこさん「調理実習をしてから、ふかし芋やポテトサラダは食べるようになりました! 自分で作った野菜炒めやサラダは『自分で作るとおいしい~!』と言って、喜んで食べています。でも、青菜のおひたしは相変わらず食べません…特に小松菜は嫌いみたいです(汗)」
Q.娘さんは好き嫌いが多い方なのでしょうか。
龍たまこさん「好き嫌いは多い方だと思います。特に青菜と納豆は大嫌いで、給食に納豆が出る日は、1カ月前くらいからずっと、『やだな~』と言っています(笑)私自身は納豆が大好きなので、できれば、食べられるようになってほしいです…(私が食べていると臭いと言われるので…)」
Q.娘さんは、おうちで料理をしてくれますか。
龍たまこさん「結構、積極的にやってくれます。休日の朝、ホットケーキを焼いてくれたり、夕飯も献立を考えて、おかずを作ったりしてくれることも。調理実習で覚えた温野菜のサラダは時々作ってくれます」
Q.龍たまこさんご自身は調理実習での思い出はありますか。
龍たまこさん「調理実習よりも思い出に残っているのが、家庭科の教科書に載っていた『コンビーフのピカタ』という料理です。『コンビーフ』も『ピカタ』も分からなくて、おしゃれな響きで、どんな味がするものなのか想像を膨らませていました。大人になって、コンビーフを初めて食べたとき、いろんな夢から覚めたような気がして…それが一番の思い出ですね(笑)」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
龍たまこさん「『分かる!』という意見や『娘さんの説明する力がすごい』という意見が多かったです。私も娘の言葉に対して、『なんて的確な説明なんだろう…』と思いました(笑)」
(オトナンサー編集部)
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