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山田愛奈、霊の「気配を感じることはできる」 地方へは“塩スプレー”持参

映画「DANCING MARY ダンシング・マリー」に出演する山田愛奈さんに、台本の感想やEXILE NAOTOさんとの共演などについて聞きました。

山田愛奈さん
山田愛奈さん

 映画「DANCING MARY ダンシング・マリー」に出演する女優の山田愛奈さん。同作は、市役所職員の研二(EXILE NAOTOさん)は解体予定のダンスホールに住み着く幽霊のマリー(坂東希さん)から、恋人のジョニーを捜してほしいと頼まれます。研二は霊能力を持つ女子高生の雪子(山田さん)とともに、マリーとジョニーの恋を成就させようとしますが…市役所職員と霊能力を持つ女子高生が、幽霊の恋愛を成就させるために奮闘するコメディーです。

 オトナンサー編集部では、山田さんに単独インタビューを実施。台本の感想やNAOTOさんとの共演などについて聞きました。

みんなと変わらない普通の女の子に

Q.台本を読まれていかがでしたか。

山田さん(以下敬称略)「役のイメージは内気な性格で人と接するのが苦手な感じでした。役作りをするにあたり、読みながら、キャラクターについて考えているうちに、霊能力を持つ女の子というよりは、みんなと変わらない普通の女の子だと思いました。霊能力があるから物語が進むのですが、普通の女の子の雪子を見てほしいです。何回も考えて、霊能力があるけど普通の女の子として、カメラの前に立つという結論になりました」

Q.雪子と似ているところや共感できるところはありましたか。

山田「内気な方ですが、人と話したり一緒にいる時間は好きなので、打ち解ければ話すようになります。雪子も最初は殻に閉じこもっている状態です。話が進むにつれて、自然に研二たちと打ち解けていくところは似ていると思いました」

Q.NAOTOさんとの共演はいかがでしたか。

山田「人見知りが激しいので最初は緊張して、自分からは話せませんでした。NAOTOさんは気さくな方で、たくさん話しかけてくださるうちに、私からも話しかけられるようになりました。ダンスホールのシーンで怖い話をして、打ち解けられたと感じました」

Q.霊はいると思いますか。

山田「小さい頃は霊感がありました。今は見えないんですが、気配を感じることはできます。地方に行くときは塩スプレーを持って行っています(笑)気配だけ感じる方が気味が悪くて、雪子のように見えてしまえば怖くないと思います」

Q.注目してほしいシーンはありますか。

山田「人や霊と関わる中で雪子自身が変化していきます。研二とも最初は話をせず、無言が多いんですが、打ち解けてからは話すようになり、ジョニーも加わり、にぎやかになります。物語が進むにつれて、車中の雰囲気が変わっていくので注目してほしいです」

Q.現場の雰囲気はいかがでしたか。

山田「NAOTOさんを中心に和気あいあいとしていました。作品の空いた時間は、コロナ禍の前の撮影だったので、みんなでご飯に行っていました。現場の中でNAOTOさんは頼れるお兄ちゃんみたいな感じで、盛り上げてくれていました」

Q.今回、一番の挑戦を教えてください。

山田「役作りを全部自分でしたのは初めてでした。それまでは監督が指示してくれることが多かったのですが、SABU監督からは特に指示はなく、自分で考えた雪子を演じました。他の現場でも、台本の向き合い方や、この作品で得たことを生かすようになりました」

Q.理想の女優像はありますか。

山田「型にはめず、いろいろな役に染まれる女優になりたいです」

 映画「DANCING MARY ダンシング・マリー」は全国公開中。

スタイリスト:小笠原吉恵
ヘアメーク:八戸亜季子

(オトナンサー編集部)

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